びーの独り言

どこいくの?どっか。

2008/05/01(木)休「旅行⑥」

 函館の東横インを出たものの、夜までやることがなかった。一つ気になるところがあるのでバスに乗っていってみた。「土方啄木浪漫館」、五稜郭にて函館戦争について少し興味を持ったし、石川啄木についてもよく知らなかったので。これが怪しげな外観。べたべたと派手な看板。今風を狙っているのが、逆に風情を損なっている。大体、土方歳三石川啄木の組み合わせも変だよな。中に入っても狭く、展示物少なく、偏りがあるような感じ。無理矢理に函館と関連付けようとしていた。どうやら観光客向けのガッカリスポットにはまったようだ。
 函館駅前に戻り昼食をとった。海鮮モノは飽きたので、観光案内所でラーメン屋を教えてもらった。函館と言えば塩だよな。3軒あったうち「王さん」に行った。あっさりしててとてもおいしかった。塩もいいですな。
 さて、やることがなくなってしまった。仕方ないのでスーパー白鳥に乗って青森へ。15時青森。やることがない。売店週刊ベースボールマガジンを買って、ドトールで時間を潰す有様。
 18時、寝台特急あけぼのに乗った。フリー切符では新幹線かあけぼのが選べる。寝台特急だと1日分もったいないが、乗れる機会なんて滅多にない。わざわざお金を払って乗ろうとは思わないし。寝台特急は小学校1年のあかつき以来30年ぶり。今でもあのときのことは覚えてる。強烈なインパクトがあった。B寝台ソロに乗った。そもそもソロの意味すらよくわかってなかった。おそらく個室なのだろうくらいのイメージ。見て驚いた。仕切られてはいるが、ほとんど二段ベッド。上段、これが狭くて圧迫感がすごい。立ち上がることができない。私はカプセルホテルには泊まったことがないのだが、きっとそんな感じだと思われ。最初は抵抗感があった。私は閉所が苦手なのである。弁当を食べたり、「スーパードクターK」を読んだり、つまみとビールなどしてるうちに、ようやく慣れてきた。時刻表をめくりながら気づいたのだが、青森−上野間を13時間もかけるのは、全然特急になっていない。きっとムーンライト系とほとんど同じ速さ。元々はやてを使えば4時間で済むはず。寝台料金が6000円、乗車券が10000円、特急指定が4000円くらい。乗り心地も高速バスと同じレベルだし、廃止される方向でも仕方ないかな。でも、インパクトはやっぱ凄い。