びーの独り言

どこいくの?どっか。

博士の愛した数式

博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式 (新潮文庫)

 普段とは違う軽い本を読みたくて。本屋のベストセラーのとこで見つけた。奇妙な題名、数学関連は面白いのが多いのよ。2006年正月映画化と銘打ってある。作者は芥川賞作家。
 んー、浅いような?純文学とはこんな感じなの?勘ぐれば深いようにも思えるが、単純にストーリーも心理描写も面白いと思わず。元から設定に違和感を感じまくり。80分しか記憶が続かない博士、数学にのめりこむ家政婦、妙に理解がよい10歳の子供、そこに加わる背番号28江夏豊。途中、文章の一部に気になる箇所があった。巻末を見るとかつて読んだことのある本が参考文献に。「フェルマーの最終定理」、こっちの方がノンフィクションでとても面白かった。だとすると今回浅いと思ったのも当然かも。