4時に目が覚めてフラフラしながらトイレ。650、起床。朝食は数%で買ったじゃがりこ。ひげ剃り。昨日のブログの修正・・・と思ったら投稿してなかった。テヘッ。
810、出発。別に目的はなかった。やっぱり喜多方ラーメンかな?喜多方ラーメンは朝ラーで有名だった。有名な坂内はもうよかった。飽きたのではなく最初から好きじゃなかった。新しく開拓しよう。
喜多方市街に戻った。走りながら見えたどっかの店はめっさ並んでた。ヤバいなあ。目的の「うえんで」喜多方店もめっさ並んでた。駐車場も満車で諦めた。駐車場の停めにくいという「香福」、駐車場は空いてたが、並んでる上に9時からだったorz。40分も待てるかよ。諦めて米沢に行こうとしたら、名前を聞いたことがあって駐車場が空いてる店があった。
825、「大三元」。これは一度聞いたら忘れない名前w。ただし、店の前の看板には思いっきり「みそラーメン」と書かれていた。大丈夫だろうか?店にはあんまりお客さんがいなかった。カウンターに座りチャーシュー麺を注文。出てきたラーメンは醤油ベースだった。食べてみると出汁は煮干し系。村上ラーメン「ちくに」や酒田の月系を思い出した。麺は玉子麺の縮れあっさりしてて優しい味だった。レベル下がることを覚悟してたが、とてもおいしかった。少なくとも坂内よりはおいしかった。これはいい店を見つけた。
国道121号線を使って米沢を目指した。ここには大峠があり、地図では究極にグネグネしてたが、こないだ夜に米沢から喜多方に抜けた時は、だいぶ道が整備されてスッキリしていた。改めて明るいうちに通ってみたかった。遠くの山は全面茶色くなっていた。なんだあれは?国道はいくつものトンネルでスマートに山間を進んだ。旧道の気配はまったくなかった。やがて周りが紅葉し始めた。気がつけば美しい風景の中にいた。えっ?まったく期待してなかったから驚いた。全面茶色の山か?一気にテンションが上がった。サミットらしきトンネルに入る時、道路脇に「ブナ原生林」と書かれた看板があった。なるほど。
トンネルの先は山形県になり緑ばかりとなった。ありがちなパターン。米沢をかすめて、未開拓の長井を目指した。長井には山形鉄道が走っており、長井には2009/6/2に出張で訪れていた。
1025、山形鉄道長井駅。前は三角屋根の控えめな駅舎だったのに、3階建の巨大な壁みたいな駅になっていた。これは隣の市役所と繋がっているためだった。中は山形鉄道の本社になってるぽかったが、窓口業務は廃止されていた。ホームにはいい感じに年を重ねた白塗りで木組みの上屋があり、ホームに至るには構内踏切を渡る必要があった。駅舎が立派なのに構内踏切があるのが異様だった。ギャップを狙ったのだろうか?
1050、旧長井小学校第一校舎。昭和8年の建築。古い校舎だと思ってたら、きれいに塗装されていた。なんだかな。ここでスマホのカメラに0.6倍というモードがあることに気付いた。これはフレームに入りきれない時にとても便利だった。これだけで新しいスマホにした意味があったと思えた。校舎は中身もピッカピカだった。なんでも耐震補強のため1回全体を持ち上げて、免震ゴムを入れたとのこと。むちゃするなあ。
1120、小桜館(旧西置賜郡役所)。1878年建築。現存する郡役所の中では2番目に古いとのこと。私は郡役所好きだが、ここで現存する郡役所は39箇所あることを知った。そんなにあるんかよ!
1135、丸大扇屋。330年前から呉服商を営んできた商家。かなりの雰囲気があった。中では現代作家の安藤隆一郎という人が「山のホームセンター」という展示をやっていた。視点は面白いけど、なんか軽すぎるというかズレてるかな?
12時、長沼孝三彫塑館。丸大扇屋の中にあった。丸大扇屋は長沼孝三の生家だった。長沼孝三のことはまったく知らなかった。最初はモチーフとして、親子の愛情などを扱っていたが、後期は人間の仮面やドロドロした関係を扱っていた。わかりやすい作品が多かった。
12時半、鍋屋本店。明治6年に建築された建物。茅葺きで苔むしていて、今にも倒壊しそうな廃屋にしか見えない建物だった。
1240、桑島記念館。1927年建築。元は桑島歯科医院。灰色の四角い石を組んでいた。
ローソンでガリガリ君を食べた。当たりが出てビックリした。今まで散々食べてたのに当たり付きだったのを知らなかった。調べると4%くらいの確率とのこと。
1305、道の駅川のみなと長井。長井は米沢藩の最上川水運の拠点として栄えた。米沢から陸路で長井まで荷物を運んで、長井から酒田まで船で運んだとのこと。ここにはなんかたくさんの人が集まっていた。出店でいかめしを売っていた。いかめしには目がないのだ。小さいのに買った。500円だった。やっぱり小さくて止めときゃよかった。
13時半、山形鉄道羽前成田駅。1922年建築の味のある木造駅舎。女子高生とおばさんが待っていた。そこに電車がやってきた。ここだけ時間が止まってるような空間だった。
14時、山形鉄道荒砥駅。終点。2013/7/15以来3回目。変わってないねえ。
最上川沿いを朝日町を経由して寒河江に出た。
15時、さくらんぼ会館。道の駅寒河江だった。もの凄い人出だった。そういえば、山形はどこも人出が凄いような気がする。さくらんぼのモニュメント前で写真。大きな物販コーナーやカフェがあったが、すぐ食べられるさくらんぼはなかった。さくらんぼはないんか?奥の方で芋煮と玉こんにゃくを買った。山形名物芋煮は初体験。ごぼうとネギと牛肉とこんにゃくが入っていた。汁は肉じゃがのあっさりした感じ。下の方に里芋が沈んでいた。まったく味が滲みてなくてイケてなかった。そもそも味が滲み込むのかもよくわからなかった。
車に戻って、さくらんぼ会館を調べた。芋煮のすぐ隣だった。JAの看板があったところか。歩いてもう一度戻るのも億劫なので車で移動した。
15時半、さくらんぼ会館。アイスクリームを売っていて長蛇の列になっていた。なんだなんだ?さくらんぼ会館の展示は瞬殺だった。日本で初めてさくらんぼを植えたのは明治元年で、場所は七飯だった。これは全然知らなかった。今でも作ってるのだろうか?七飯の次が山形だった。佐藤錦は佐藤さんが作ったとのこと。そりゃそうだな。ここにはボードがあって、貼り紙がいっぱい貼ってあった。そこには「ここのアイスは世界一おいしい」と書かれていた。
1540、アイスクリームの列に並んだ。列には30人くらい並んでいた。10分くらいで回ってきた。ラ・フランスミルクとさくらんぼにした。まずラ・フランス、まるでシャーベットだった。ラ・フランスっておいしいよね。果肉も入っていた。次にさくらんぼ。さくらんぼの味ってよくわからないんだよなあ。ここのはまるでストロベリーみたいで抜群においしかった。
山形駅へ向かった。お腹いっぱいだったけど、食べたい物があった。
1720、かかし。トイレに寄ってる隙にタッチの差でおばさんに敗れ去った。「待っていいですか」と若い女性店員に聞くと、「今からだとかなりかかりますが」とあしらわれた。
諦めて次の場所に向かった。駐車料金がかからなかったのがせめてもの救いだった。ライトアップした山寺を目指した。どこを走ってるかさっぱりわからなかった。
18時、山寺。かすかに山の上がライトアップされていた。なんだこれは?ガッカリもいいところだった。山の上がちょこっと光ってるようなんをライトアップとか言うなよ。
仙山線の山寺駅へ行った。トイレに行きたかった。駅舎の中をチェックして、車に戻る時に、山の上にオレンジ色に光る山寺が見えた。ここからだとよく見えた。
山形駅に戻ってかかしに再チャレンジした。諦めない!
1850、かかし。やった!席が空いてる!いつものねぎ塩牛タン定食。そして山形代表ももジュース。ここのタンは慣れたけど、やっぱりおいしかった。私のパワーコンテンツだ。
1950、天然温泉八百坊。天然かけ流しをうたっていた。行き止まりにたくさん車が停まっていた。でも、電気が消えていて開いてなさそうだった???諦めて帰ろうとしたら、自転車の女性が来た。行き止まりなのに?なんかおかしい?よく見ると、隣の建物だった。入り口がめちゃくちゃわかりにくかった。
中は空いていた。入り口がわからないから帰ってしまう人も多いのかもしれない。ちょうどテレビで日本シリーズ第6戦をやっていた。セ3位に滑り込んだ横浜が、パでぶっちぎり1位のソフバンに1、2戦を連敗したが、3戦目エース東の好投で勝った。この時、ソフバンの小久保監督が、東投手がファンの指笛にクレームを付けたことに対して爆笑したとか、村上コーチがオリックスの宮城投手の方が断然いいと発言した。これは八街なあと思ったら、その後横浜は連勝して王手をかけてしまった。そして、今日のテレビでは2-4で横浜がリード。5回の裏横浜の攻撃は満塁だった。ここで桑原が押し出し四球、続く梶原がセンター前にヒット2-6。ここてソフバンのピッチャーがスチュワートJrから誰かに交代した。私は風呂に入った。
浴室の床には温泉が溢れ出ていた。こんなんは初めて見た。なんという湯量か。お湯は少しぬるぬる。私の好きなパターン。温度は熱めでちょうどよかった。素晴らしい温泉だった。
風呂から上がると、2-11になっていた。筒香の走者一掃の三塁打、宮崎のタイムリー二塁打が出ていた。これは舌禍以外の何物でもなかった。ほぼ技術が行くところまで行ったプロの世界、メンタルがとても重要である。そこに相手をけなすような舐めた発言。奮起しないわけがない。小久保は脱税で有罪食らってるからなあ。黒い霧で永久追放された選手でもここまで重い罪はなかった。罪は償えば許されるのかもしれないが、そもそも普通の感覚ではそういう罪を犯さない。どこかでやっぱり一般人とは感覚が違うのだろう。
2045、出発。紅葉川渓谷に行くことにした。名前からして凄そう。紅葉川へは仙山線の面白山高原駅からアクセスするようだった。面白山高原駅は秘境駅で有名だった。まさか秘境駅に行くことになるとは!再び山寺駅へ戻った。ここから先が離合不可の山道。これが5km続いた。対向車なんて来ないだろうと思うくらいのくねっくねの山道だった。しかも、真っ暗。怖いながらもワクワクした。
21時半、仙山線面白山高原駅。目の前が広くなり、建物が現れた。コーラの自販機が光っていた。でも、人気はまったくなかった。ここには紅葉シーズンでも誰もいなかった。そして、駅へ降りる階段。道はそのまま線路を橋で渡り、向かいの山に消えていた。どこかに10台ほど停めれる駐車場があるはずだが、よくわからなかった。その辺にエンジンをかけたまま停めた。
駅へ下りた。駅へ下りる階段は閉鎖はされてなかった。時刻表もあったし、待合室も開いてた。見たことのある駅名標も健在だった。まさかこんな夜にここに来るとは思わなかった。観光マップがあったので見てみた。駅前にループする道があり、そこに駐車場があるみたいだった。それからスキー場があるようだった。
車に戻るとループはコーラの自販機の民宿の前にあった。そのままスキー場に行った。ネットによると潰れているらしかった。道には落ち葉が積もっていた。角度の大きい坂道を上るとすぐに頭上にリフトが出てきた。暗闇で不気味だった。そしてリフトの建物。その先にはトイレがあるようだったが、遠目にも使えそうにもなかった。
紅葉川渓谷の入り口は上流側が面白山高原駅で下流側は来る途中にあった。面白山高原駅に停めると帰りが対向車がたくさん来て大変かもしれないので、少しでもマシそうな下流側に停めることにした。
2155、下流側の駐車場。辺りは本当に真っ暗だった。完全に闇に囲まれていた。車の中の電気だけだと、車の中以外は暗闇だった。窓の向こうに自分が映った。昨年の鳴子でもここまではなかった。
木々の間から空が見えた。星がきれいだった。空の方が明るいことを知った。2310、ブログは書けてないけど、寝ることにした。