びーの独り言

どこいくの?どっか。

2024/08/18(日)「遠軽」

 道の駅かみゆうべつチューリップの湯。静かでぐっすり眠れたが、3時半頃にトイレ。小雨が降っていた。二度寝しようとするも、よく眠れなかった。耳元でずっと虫のブーンという音が聞こえていた。起床は605。朝食後、昨日書けなかったブログを書いた。髭剃り。
 8時、出発。今日は2359発の苫小牧西港のフェリーに乗らなければいけなかった。苫小牧西までは中湧別から4時間半かかることがわかっていた。まずは名寄線の廃線跡探索をしながら遠軽を目指すことにした。
 810、北湧駅跡。チューリップ公園の中にあり、開いてなかったので近づけなかった。遠目に写真を撮った。
 上湧別駅跡。会社の用地になってるようだった。「歩鉄の達人」の地図を参考にしたが、同じ写真は撮れなかった。
 840、共進駅跡。砂利道を進んだ神社の前だそうだが、駅跡は完全になくなっていてよくわからなかった。
 850、開盛駅跡。石碑があったのでわかりやすかった。
 905、北遠軽駅跡。ほとんど痕跡がなかったが、「歩鉄の達人」と同じ場所を見つけた。
 915、石北線遠軽駅。名寄線は遠軽が終点だった。現在の石北線はここでスイッチバックしているが、今日探索した名寄線の区間スイッチバックの延長線上に位置していた。
 遠軽駅を通る度に、高い崖が見えた。これはアイヌ語でインカルシと言って、瞰望岩(がんぼういわ)と呼ばれていた。これが遠軽の地名の由来となっていた。せっかくだからインカルシに上ることにした。
 9時半、遠軽神社。インカルシに上るにはここを通る必要があった。木造のがっしりした造りでかっこいい神社だった。1000年後には国宝になってるかも?
 940、インカルシ(瞰望岩)。頂上には東屋があった。ここからの眺望は遠軽の町を遠くまで見渡すことができて素晴らしかった。朽ち果てた展望台があったので上がってみたが、灌木に邪魔されて眺望はいまいちだった。なぜ作った?
 10時、出発。昨年国宝指定された白滝の黒曜石を見に行った。遠軽ICから旭川紋別道で白滝IC下車。無料区間だった。
 1035、遠軽町埋蔵文化財センター、白滝ジオパーク交流センター。2年前にも白滝を訪れていた。白滝が黒曜石の産地で有名なのは知っていたが、その後に国宝指定されるとは思わなかった。国宝に指定されたのは、石器1514点、接合資料451組、膨大な数だった。展示は、黒曜石の生成方法から、石器の種類、使い方、加工方法など、いろんなことを説明していた。そして、最後に山のようにそれこそ掃いて捨てるほどあると言わんばかりに黒曜石を展示していた。同じく黒曜石で有名な星くずの里(霧ヶ峰)よりも気合いが入っていた。
 1140、出発。白滝ICから旭川紋別道で愛別IC下車。ここも無料区間だった。
 1240、給油。エネオスチャレンジ永山南SS。
 1245、旭川ラーメン村。ここには旭川ラーメンの名店が揃っていた。「青葉」「梅光軒」「山頭火」など。私は旭川ラーメンが好きだ。きっかけは袋麺の旭川ラーメンに感動したことだった。旭川ラーメンは魚醤を使ってることに特徴があった。それ以来、旭川を通る度にラーメンを食べている。魚醤を使ってるシンプルなラーメンに出会ったのは、15年前のやすをと初めて入った名前も忘れた店しかなかった。「青葉」「梅光軒」「蜂屋」は、凝っているためこれじゃないという感じだった。今回は前から狙っていた「天金」に並んだ。ただ豚骨醤油なので豚骨が気になった。
 1315、入店。正油ラーメン大盛を注文。1325、ラーメンが来た。スープは醤油豚骨、麺は細麺の縮れ。食べたイメージは天一だった。味は全然違うのだが、縮れ細麺と鼻に抜ける豚骨のアンモニアのような刺激は天一のそれだった。醤油が魚醤かどうかはわからなかったが、普通と異なっていて、おまけに塩辛かった。最後までおいしくいただくことができた。次こそはもっと真剣にシンプルな醤油ラーメンを探そうw。
 ここから先の行き先が決まってなかった。散々検討した挙げ句、昨年行けなかった赤平に行くことにした。1405、出発。
 1515、赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設。旧住友赤平炭鉱第一立杭。ここには実際の炭鉱の中に入れるツアーがあったが、今日のツアーは終わっていた。調べないからこういうことになる。ここには資料があったが、ツアーに行けなかったので、全然物足りなかった。
 1545、旧北炭赤間炭鉱ズリ山階段。ズリ山を見るのは初めて。木も生えてて普通の山にしか見えなかった。階段が777段あり、頂上に上れるようだったが、暑いので上らなかった。昨日の100段でも疲れたのに777段は無理だと思った。
 近くの歌志内に移動して、歌志内線の資料を見に行った。
 1605、歌志内市郷土館ゆめつむぎ。昨年見そびれていた。ここは収蔵品がとても多かった。まさかスーパーファミコンゲームボーイまで置いてるとは思わなかった。子供の頃に流行ったものが展示されるようになるとは。鉄道グッズは歌志内線が中心だった。
 1635、出発。奈井江砂川ICから道央道で苫小牧中央ICまで。北海道の最後にジンギスカンを食べることにした。調べると、どこも美味しそうだった。
 18時半、ジンギスカン酒場こっぽ。生ラム肩ロース、味付きジンギスカン、キムチ、ライス中。2400円。美味しくてコスパもよかった。
 1940、ローソン苫小牧明野新町五丁目店。明日の朝食のパン、お茶、ガリガリくん。車でガリガリくんを食べた。
 2010、苫小牧西港フェリーターミナル。駐車場は90分無料だが、それ以降は60分100円だった。このままずっといたらお金を取られそうだった。ブログを打ってたら段々眠くなってきた。このままでは寝てしまう。一旦駐車場を出て用事を済ますことにした。
 2110、出発。2115、給油。コスモ石油苫小牧フェリー埠頭前給油所。
 21時半、なごみの湯。ジンギスカンで全身が脂臭かった。フェリーにも風呂はありお金はかからなかったが、すぐに寝たかった。泉質は少し灰色。
 2210、苫小牧西港フェリーターミナル。チェックインは行列していた。2240、駐車場から車列に並んだ。列に待ってる間に荷造りをした。
 23時頃に入船。二等寝台B。プラス1150円で個室なんだなと思ってたら、二段ベッドだった。これはカプセルホテル。
 今日は旭川まではよかったが、その次をまとめられなかった。早々と苫小牧に着いた段階で、昨年はもっと暗くなるまで粘ってたよなと思った。頑張って名寄線を行けるとこまで探索する未来もあったのではないか?フェリーに間に合わなくなるかもというプレッシャーに負けた。その辺りは来年以降の課題だなあ。