しべつ海の交流館駐車場。起床は450。3時くらいにトイレに行きたくて目が覚めたが、なんとか我慢した。朝食後、昨日のブログを修正して、髭剃り。
640、出発。今日も靄っていた。行き先は野付半島にした。野付半島は知床半島の南側で、釣り針のような形をした半島である。地形学的には砂嘴と呼ばれている。15年前に訪れていた。
野付半島の長さは28kmだそうだが、青看では18kmと表示されていた。地図上では陸地と繋がってるかどうかわからない細い線みたいな幅であるが、実際に行ってみると両側になんとか海が見える程度であった。外海は普通の海で面白味はなくて、内海が湿地のようになっていて見処だった。
ナラワラ。ナラの林が立ち枯れしていた。木は幹と枝だけで白く白骨化してるみたいだった。淋しい景色だった。
7時、トドワラ駐車場。トドワラを見るには駐車場から遊歩道を20分歩かなければいけなかった。ここまで来たら行くだろう。ただ歩くだけでは面白くないので、軽く走った。
トドワラの看板が出てきた。意外にも立派なトイレがあった。またこの付近では鹿があちこちでうろついていた。トドワラは朽ち果てているのが遠目で小さく見えるだけで、ナラワラ以上に面白くはなかった。昔より自然に返って数が減ってるらしかった。他の人たちはトドワラよりも鹿の方に夢中だった。鹿の何がいいんだか?
そこから先は木道になっていた。あまり期待してなかったが、念のため行ってみた。木道の上は走ったらダメだった。木道の先は石垣の上を歩くことに。さらに石垣が尽きて、自然の道に。海岸にも近づけたが、靴が濡れるのがイヤなので見送った。道の両側は海だった。片方の色が蛍光の入ったようなブルーだった。今まで見たことない色でビックリするくらい美しかった。
車に戻り、野付半島を先に進むと広場になっていて、それ以上先に進めなくなっていた。トイレに行きたかったのだが、簡易トイレのような汚そうなので見送った。野付半島の付け根までは18km我慢しなければいけなかった。野付半島の次は海沿いを南に向かった。
835、エネオス尾岱沼SSで給油。トイレが目的だった。
850、道の駅おだいとう。ここには尾岱沼を見渡せる展望台があった。9時に別海北方展望塔が開館した。北方領土に関する展示が少しあった。展望は靄っていてダメだった。
物販コーナーでべつかい乳業興社の牛乳「べつかいの牛乳屋さん」を見つけたので飲んだ。ちょっとだけ濃いように思えた。あとおいしそうだったのでホタテフライ。それから別海町のカントリーサインのマグネットを買った。ホタテフライは可もなく不可もなくで余計だった。
風蓮湖北側砂州の端っこを目指した。人は端っこに行きたいんだよなあw。この道の眺望は今まで行ったところと比べると面白くなかった。途中の砂場でバイクが道を塞ぐようにこけていた。バイクの人はバイクを起こそうとしていたが、足元が滑って起こせなかった。車から降りてバイクを起こすのを助けた。バイクの若い兄ちゃんは「滑って、滑って」と連呼していた。バイクは大変だな。車も少し心配だったけど、さすがに大丈夫だった。
10時、風蓮湖北側砂州の端。海に繋がる水面には消波ブロックが一列に置かれていた。まったく面白くない景色だった。付近を少し探索したけど、やはり面白くはなかった。行かない方がいいだろう。特にバイク。
海沿いから離れて内陸の方に向かった。殖民軌道を探索したかった。
1050、新酪農村展望台。鉄塔があった。根室の新酪展望台と同じだった。名前も似ていた。こういう展望台は行方不明になった家畜を探すためかあちこちにあるのかもしれない。ここの鉄塔の上からは一方向だけに牧場が見渡せた。
1110、別海村営軌道風蓮線上風蓮駅。昨日の奥行臼の別海村営軌道はここまで延びていた。付近は広い敷地となっており、当時の機関庫・油庫が残っていた。機関庫の扉は開いていた。隣の神社でイベントがあるらしくて、機関庫から荷物を運び出してるようだった。思いがけず中を覗くことができた。コンクリートブロックで作られていて頑丈そうに見えた。油庫は後から増設した部分で正面の右側に小さな部屋がくっついていた。
11時半、浜中町営軌道東円線上風蓮駅。上風連という駅名は同じだが、さっきの駅とはまったく違う開南という場所にあった。開南は別海町でありながら、浜中町との繋がりが強いために、浜中町が線路を敷設してくれた。すぐそばの牧場の人がかなり尽力したとのこと。でも、モータリーゼーションの流れでわずか6年で廃止となった。駅跡は森の中で小さな広場になっており、転車台が半分掘り起こされていた。路盤のあった方向にだけ木がなくて道みたいになっていた。
1150、浜中町営軌道西十五線停留所付近築堤跡。Googleマップで出てきた。言われないとわからないレベルだった。一昨年の探索でも殖民軌道の跡はわかりにくいんだよなあ。
1205、浜中町営軌道茶内駅。ここもGoogleマップで出てきた。牧場の一角にあったらしいが、正確な場所はわからなかった。
1215、浜中町営軌道秩父内駅。ここには説明の看板があり、職員の詰所が残っていた。コンクリートブロックの建物だった。
1225、浜中町農村運動広場。ディーゼル機関車が置いてあった。
1235、根室線茶内駅。ここは浜中町営軌道の起点であり、駅舎内に展示があるようだった。駅はルパン三世にまみれていた。次から次へと観光客が訪れていたが、資料室には鍵がかかっていた。近くの金物屋さんが鍵を持ってるようだった。ガラス越しに資料室の中を覗くと、大したことはなさそうだったのでスルーした。
標津線の廃線跡探索のために釧網線標茶駅を目指した。
1315、道の駅厚岸グルメパーク(厚岸味覚パーク・コンキリエ)。3日前にも訪れていた。レストランは60分待ちだったので、外の露店で蒸し牡蠣マルエモン2個800円を買った。蒸し牡蠣はあんまり好きじゃないんだよなあ。レモン汁で食べた。2個だけじゃ物足りなかったので、オイスターカフェで生牡蠣マルエモン2個800円とカキコロバーガー700円を買った。生牡蠣は3日前のレストランと比べたら、小振りで見た目もぐちゃぐちゃだった。味もクリーミーさがなくて、レストランと差をつけてるように思えた。カキコロバーガーは牡蠣の何がが入ってるらしいが、牡蠣を食べた後ではただのコロッケバーガーだった。
1435、釧網線標茶駅。三角屋根の建物だった。釧網線はメジャーなルートなので栄えていた。
廃線跡を探索しようと思ったが、開いてる時間が限られている施設を先に回ることにした。
1515、多和平展望台。360度のパノラマが楽しめて、口コミでは開陽台に勝るとのこと。期待したが、雨模様だった。眺望は360度牧場であり、晴れてたらさぞきれいだっただろうなあ。
1555、養老牛温泉。hyosubeが一軒宿に泊まって、暇空茜が牛乳を絶賛していた。外湯はやってなかったけど、とりあえず行ってみた。どんな秘境かと思ったらきれいなホテルだった。牛乳は売ってるようだったが、泊まりもしないのに買い物するのは変だったので、中標津で探すことにした。
1620、開陽台。前から来たかった。完全に靄っていて何も見えなかった。なぜ来た?
中標津に向かった。途中で原野の中に光が点々とまっすぐ延びていた。不思議な光景だった。中標津空港だった。中標津は空港のお陰で東京までの便がよく人口が延びているらしい。
1655、A・COOP中標津店。養老牛の牛乳を探した。ビンが2本あった。養老牛放牧牛乳という名前で、山本牧場というとこが作ってるようだった。180mlで450円は高い!レジでビンはどうしたらいいか聞いたら「洗ってサービスカウンターに渡して下さい」と言われた。どこで洗えばいいのか?すると入口のところにトイレがあった。
店の前で牛乳を飲んだ。紙のキャップの裏には、白い塊が付いていた。ミセルが壊れたんだろう。飲んでみると、普通の牛乳より2倍くらい濃厚で、少しドロッとしてるように感じた。「牛乳を噛む」という表現は確かにそうかも?昨日のソフトクリームの濃厚さと似てると思った。
トイレでビンを洗った。トイレットペーパーで水分を拭き取り、サービスカウンターに持っていった。お姉さんがレジをいじりだしたのでお金払わなければいけないのかなと思ったら、逆に20円もらえた。
昨日寄った中標津町交通センターに行った。もしかしたら、資料室が開いてるかもと思ったが、ダメだった。明日745から開くことがわかった。
まだ明るいから標津線の廃線跡巡りをすることもできたが、明日は西春別や中標津の資料室の開く時間まで待ち時間ができそうだった。久しぶりにプールに行くことにした。
1725、セイコーマート中標津西1条店でホットシェフの鮭おにぎり、朝食用のパン、お茶を買った。おにぎりは車の中で食べた。
1755、中標津町温水プール。プールは中5日。ここは17時から2045まで420円。しかも、休憩なし、ペットボトル持ち込みあり、シャンプーありのフルコースだった。8レーンあるのに2レーンしか埋まってなく、水深1.3mで深く、底はタイル、水温は明らかに低め。すべてが素晴らしかった。
調子はめちゃくちゃよかった。どこまでもいけそうな気がした。めっさ気持ちよかった。正直、観光よりも気持ちいいと思ったくらい。途中で少し便意が。クロール40往復してから、トイレに行った。牛乳がダメだったようだ。再開したが、最後にまた便意。クロール18往復。計2900mだった。
2025、出発。コインランドリーに向かった。途中、セイコーマート中標津店でコーラを買った。
2040、コインランドリー369。3台が全部埋まっていたが、1台終わったところだった。4kg36分で700円。短いような?チノパンの裾が汚れまくっていたので、持ってきていたパック洗剤を汚れ部分にかけた。洗濯してる間は、コーラを飲んだ後に車でブログを打った。終わってから洗濯物を畳もうとしたら、少し湿っていた。乾燥が足りなかったようだった。夏だから乾くことに期待して、そのまま畳んだ。チノパンの汚れは思ったより落ちていた。
2145、出発。どこに泊まるか公衆トイレを調べたが、近くによさそうなところがなかった。いつもトイレなんかそんなにこだわらないけど、今日はお腹がピーピーだった。今朝までいた標津は20km離れていた。しかも、明日行く方向とは逆方向。泊まるためだけに往復40km走るのか?
2155、エネオスチャレンジ中標津SSで給油。給油よりもトイレに行きたかった。
やっぱり近くで公衆トイレを探した。あることにはあったが、車を停める場所が路駐であったり、自動販売機がたくさん並んでる謎の砂利スペースだったり。結局、標津に向かうことにした。
2225、しべつ海の交流館駐車場。昨晩は駐車場がやたら空いてるなと思ったら、隣にオートキャンプ場があり、そこにはぎっしり車が停まっていた。今日も空いていた。もうとっくに寝る時間だったが、ブログを書かなければいけなかった。頑張って書いたが、最後は寝落ちした。