びーの独り言

どこいくの?どっか。

2023/03/19(日)「竹島」

 起床は555。道の駅筆柿の里幸田。車の通過音が思いの外大きくてイマイチだった。昨日、銭湯で買ったメロンパンがロングライフパンと気づいた。やはりあんまりおいしくなかったorz。ブログを修正後、650、出発。
 蒲郡に向かった。昨日と違って快晴だった。BGMはレミオロメンの「Stand By Me」。眩しい朝日の中、車を走らせた。朝の出発は希望に溢れていた。
 725、竹島竹島水族館が以前バズったので気になっていた。時間が早かったので竹島を散策した。
 竹島は大平洋に浮かぶ小さな島で陸地とは橋で繋がっていた。どこを切り取っても絵になる景色だった。竹島には八百富神社があった。日本三大弁財天の一つらしかった。因みに残りは江ノ島竹生島
 橋を渡って、鳥居を潜り、石段を上がると、5つの神社があった。時間が早いので、社務所は閉まっていた。弁財天はどこにあるのかわからなかった。島の裏側に出て、右回りにぐるっと島を半周した。海岸に狭い遊歩道が整備されていて、10分もかからなかった。
 820、車に戻って、ブログをうったりして、水族館の開館を待った。するとAさんから昨日の返信で2回メールが来た。竹島の写真を送っておいた。
 9時、竹島水族館。開館前なのに軽く行列していた。チケット売場の壁には、自虐的なポップが貼られていた。名古屋港水族館の1/40の広さとかw。もう期待感が凄かった。
 受付で500円。中に入った瞬間に魚の生臭い臭いがした。噂通りあまり広くはなかった。しかし、手書きのポップがたくさん貼ってあり、情報量が半端なかった。手書きのポップは旭山動物園と同じ作戦だが、その内容は魚ギャグ満載でかなりふざけていた。やりすぎではないかというくらい攻めていた。一つ一つ読むのがたいへんだった。ポップを読みながら、魚を一つ一つ丁寧に探した。楽しくて深海に引きずり込まれていた。足がなかなか前に進まなかった。そのうち脳ミソが疲れてきて気持ち悪くなってしまった。こんなことは初めてだった。
 竹島水族館は日本で4番目に小さい水族館で、設備もかなり古かった。大きな水槽もなかった。でも、あらゆることを広い集めて唯一無二の水族館になっていた。圧倒的な知識量と熱意。いろいろな仕掛け、いろいろなアイディア。サプライズの連続。この手法は、他の博物館でも通用するのではないか?何度も来たいと思わせる素晴らしい水族館だった。1150、出発。
 近くでうなぎ屋を探した。12時、「かねひ」。ひつまぶしを狙ったのだが、なかった。代わりに特うな重4200円!うなぎ1匹半で、2段になっていた。ボリュームが凄くて味も甘すぎもせず辛すぎもせず大満足だった。13時、出発。
 竹島水族館ですっかり満足していた。これ以上箱物を見る元気はなかった。軽くドライブすることにした。
 1340、名鉄吉良吉田駅。ここからは名鉄三河線が碧南駅まで延びていたが、2004年に廃止された。名鉄廃線跡の宝庫である。その中でも特にどういうところか気になっていた。因みに吉良は吉良上野介で有名な吉良家の領地であり、冬休みに行った国宝の金蓮寺も近かった。
 廃線跡は分かりやすかった。すべてを辿るわけにはいかなかったので、一番有名な所だけ行った。1415、寺津高架橋。ここは作ったのにすぐに廃止されてしまい、立派な高架橋だけがとり残されていた。無駄だよなあ。無駄であるほど、香ばしかった。
 1440、碧南駅近くで廃線跡が遊歩道になっていたので、スーパー「バーロー」に車を停めた。
 まずは碧南駅へ行った。こちらは現役で、構内はやけに広かった。でも、駅の周りはそんなに栄えてるようには見えなかった。ここもそのうち廃線になっても不思議ではないかも?
 遊歩道を歩いて、バーローの所に戻った。ここの辺りは少し広くなっていて、地面のアスファルトにはレールをかたどった2本の白線が引いてあった。廃線の説明看板があり、それによると、ここは大浜口駅の跡だった。遊歩道は4駅ほどの範囲に広がっていたが、先を急いだ。1510、出発。
 知多半島の先端の羽豆岬を目指した。高速を使用。景色はずっと山。失敗したかも?
 1550、羽豆岬。駐車場に車の列ができていた。ちょっと並んだけど、動かないので停めるのを諦めて、先を急いだ。
 西海岸沿いは北海道の木古内から松前に行く国道のように、崖下のわずかなスペースに道があった。淡く青い海にはいくつも島が浮かんでいた。素晴らしい景色だった。
 内海を通過。内海は名鉄知多新線の終点で、リゾート地のようになっていた。しかし、駅は近くに見当たらなかった。電車で来る人はいるのだろうか?そのまま北上すると小野浦という所に出た。ここからの景色も素晴らしかった。ここには未成駅があったので、向かうことにした。
 駅へのアプローチは、どんどん山に入っていき、車一台がようやく通れるような畦道のような道になった。本当にこの道でいいのか疑問に思いながら慎重に進んだ。既にこの駅が作られなかった理由がわかったような気がした。
 1625、名鉄知多新線小野浦駅(未成)。コンクリートの高架に階段やら構造物が張り付いていた。風雨に曝されたコンクリートはいい感じにくすんでいて、いい味を醸し出していた。
 北上して常滑へ。常滑は焼き物で有名。招き猫通りを目指した。ナビで示された場所に向かって、狭い道を上がっていくと目の前に橋が現れた。橋にはたくさんの人がいて、それ以上進めなかった。どうしようかと思ってたら、おじいさんがやってきて、「そこに停めたらいいよ。うちの駐車場だから。」と言ってくれた。とてもありがたかった。
 1710、「とこにゃん」。招き猫の顔だけを看板にしたもので、とにかくでかかった。どうせなら全身にして欲しかったんだが?常滑はあちこちに焼き物の施設がありそうだったけど、時間が遅くて閉まっていた。また機会があれば、訪れたい。
 今日はちゃんと銭湯を先に調べた。18時半、天然温泉コロナの湯半田店。駐車場に入った後にAさんからメールがあった。次の会う約束だった。Aさんに行きたい場所を選んでと言ってたけど、こないだキャンセルされたから、もうなくなったものだと思っていた。どんな顔して会えばいいのか微妙。
 銭湯は巨大アミューズメントパークの一角だった。850円。あんまり混んでなく普通。ジェットバスは弱かった。休憩スペースがほとんどなくて、2脚しかない藤製の椅子に座ってブログを打った。後でちゃんとした休憩スペースを見つけた。見落としてただけだった。
 21時、出発。コンビニ寄って、給油して、2150、道の駅デンパーク安城。ここは静かそう、と思ったら隣の車がエンジンをかけていた。少し離れた所に避難して、寝床を作ったら、今度はトラックのエンジン音が。思いっきり離れた所に移動した。
 今日は竹島水族館がすべてだった。素晴らしい体験ができ、一生の思い出となった。