金曜日に言われた稟議書が土日ずっと気になっていた。朝のミーティングで、Mさんにいくつか調べたいことがあると言うと、頭ごなしに全否定された。カチンと来た反面、想定の範囲内でもあった。
それでもムカつきながら稟議書に取りかかったら、そのうちMさんが「さっきは言い方が悪かった」と謝ってきた。意味不明だった。後で謝るくらいなら最初から大人げない態度を表に出さなければいいのに。
意外にも早く稟議書は仕上がったが、Mさんから書式にいちゃもんがついた。私は以前に作ったやり方にならって、箇条書きしてなるべく無駄を減らしていたが、ここの書き方に合わせて欲しいとのこと。見たらダラダラ文章で説明していて、ポイントがわかりにくかった。
部長に私の作った資料を見せたら「丸投げされたんか」と言われた。資料に対する感触はよかった。「ここの書式に従って、文章で書けと言われたけど、情報量何も変わらないですよ」と伝えた。
修正してもう一度Mさんに見せたら、「全然わからん」と言われた。この人はさっき謝ってきたけど、もうその事を忘れたらしい。マウント取ることしか頭にないんだろうな。「もっと説明を入れて」とか「付属品の説明もしろ」とか私には本質ではないと思われることばかり指摘された。
帰り際に部長がやってきて「資料見せて」と言われた。「大体こんなんでいいよ」と言われた。軽くMさんのことをチクっておいた。
部長とMさんの仲が悪くて、いつも部長がやれと言ったことをMさんはやるなと言う。ずっとめんどくさくてたまらないと思っていた。今日ようやく確信した。部長は建設的な議論をしようとしているが、Mさんから得られるものは何一つない。これからは丁寧な無視をしよう。
