びーの独り言

どこいくの?どっか。

2021/08/15(日)「帰宅」

 7時、起床。9時間寝たはずだが、まだ寝足りない感じだった。個室とは言え、ドアの開閉や廊下を歩く音、部屋のテレビや果てはいびきまで聞こえてきた。またエンジンの細かい振動が常にあった。枕を使わないと振動が耳に来た。前回はぐっすり眠れたと思っていたのだが、気持ちの問題かな?
 レストランの朝食も楽しみだった。どうしても豪華朝食となってしまう。
 8時半、下船。バスは密だった。JRは減便してそうだったので、阪神御影で下車した。そのまま直帰した。
 今回の旅行は、今までの総集編であり、おいしいものを食べるツアーであった。
 まず旅行の最初は体調がおかしくて3日目までは変だったが、知らない間に回復していた。その部分は狙い通りだった。宇和島の辺りから気持ちが完全に旅行モードになり、日常から解き放されたのはよかった。
 本文中で触れてなかったが、お盆なので先に宿を取らざる得なかった。このことは凄く息苦しく感じていた。私は目的地の決まっている旅が嫌いで、ずっと飛び込みで宿を探すスタイルだった。宿が決まっていると、予定調和のように感じて面白くなかった。宇和島悪天候が予想されているのに九州に渡ったのも、本来なら四国一周に切り替えてたと思う。それでも九州に渡ったのはもう後の日程がすべて固定されていたためであった。
 九州に渡ってからはただ悪天候との戦っていただけであり、予定の半分は諦めなければならなかった。無駄に時間と労力を費やしただけ。自らリアル脱出ゲームに身を投じるなど愚の骨頂であった。
 今回は旅行の心細さが強かった。体調の圧巻も心配だったし、コロナも心配だった。もし、コロナにかかったら会社に「旅行でコロナかかりました」とは言えないよなあ(いまさら?)。旅行全般に言えるのは、居場所がなくて不安であること。
 ただ、帰宅してみて、すぐに陰鬱な気分に戻った。帰ってきても何一つ問題が解決したわけではなかった。引っ越ししても、あのゴミみたいな連中は一緒だし、しかも仕事がヤバそうなんだよな。私の予想だけど、時間が拘束されるだけで、圧倒的につまらなさそう。結局、本業を頑張らないとこの陰鬱な気分からは解放されないということだ。