仕事が終り、サンエーに紅茶のティーバッグとスティックシュガーを買いに行った。
今年の初めくらいから、15時に紅茶を飲むようになった。今までそういう習慣はなかった。ジュースでは多すぎるし、紅茶くらいがちょうどよかった。それにジュースよりも断然落ち着く感じがする。匂いの効果かもしれない。
トワイニングのベストファイブばかり買っている。最初、アールグレイはなんだこれと思ったが、今では一番のお気に入りである。ダージリンも無難でおいしい。
紅茶には砂糖を入れている。砂糖を入れると味がボケるが、底に溜まったところがボーナスぽい。
大学の研究室で最初にやらされたのが、15時になると部屋全員のコーヒーを入れることだった。インスタントではなく、ペーパードリップだった。一人一人のカップを覚えるのはもちろんのこと、コーヒーの濃さ、クリープや砂糖の有無も覚えなければいけなかった。
今考えれば、15時にブレイクを挟むのは、働く上での人間の知恵なんだと思う。若い頃には意味がわからなかった習慣がだんだんわかるような年になってきた。