びーの独り言

どこいくの?どっか。

2021/07/10(土)「松下」

 昨日、新部長と話していたら、パナソニックミュージアムの話になった。私は前々から企業博物館に興味があった。これまで行った企業博物館はほぼ当たりであった。実学的内容とお客様へのホスピタリティーが素晴らしく、公営の箱物での無味乾燥な内容とはかけはなれていた。反面、宣伝目的なので客観性に欠ける点には注意する必要はあった。
 9時出発。JRで大阪駅に寄り道してますのすしゲットw。JR京橋駅で京阪乗り換えて西三荘駅まで。
 10時、松下幸之助歴史館はパナソニックの敷地内にあった。いきなり松下幸之助銅像が立っていた。建物に入ると受付は企業博物館だけあって物凄くきれいだった。制服を着たきれいな女性が丁寧に案内してくれた。休みなのに大変だなと思った。
 松下幸之助について説明はいらないだろう。一代で松下電器を日本を代表する会社に育て上げ、「経営の神様」として崇められている。テレビでもよく取り上げられるし、著書もたくさん出ている。
 展示はとてもわかりやすかった。創業時の製品が展示されていて興味深かった。どこかで聞いたことのあるありがたい言葉のオンパレード。うちの会社の社訓もここが原点なのだと思われた。ネガティブなことは一切書かれていなかった。成功の裏に数えきれない失敗があるはずなのに。ほとんど宗教の教祖だった。
 床がじゅうたんなのも素晴らしかった。3時間もいたのに足が痛くなかった。
 13時、カフェビナリオ。イタリアンの店。鴨肉、ジェノベーゼ、豚の丸焼き、デザート。ジェノベーゼってバジルのパスタで、イヤな予感がしたが、こういうとこのは美味しいんじゃないかと期待した。結果、旨くなかったorz。
 14時、ものづくりイズム館。松下電器関連の製品が陳列されていた。子供の頃のテレビや洗濯機を探している自分がいた。日本の電化製品のほとんどをこの会社が作ってきたんだな。
 15時半、帰路についた。さすが天下の松下電器である。内容が素晴らしかった。最近、イベントがネタ切れ気味だったが、企業博物館に行くという楽しみができた。これは大きな成果だった。