午前中、使えないお姉さんがやって来て「菱沼さんと一緒にやって欲しい」と言われた。
以前、私は「人が欲しい」とは言った。しかし、その時に条件をつけた。「うちの人は使えないからよそから連れてきてくれ」。
今日言ってきたのは昨日の工程表に刺激を受けているものと思われた。工程表に書くことがないからこちらの仕事を奪いに来たのだろう。クライアントのためでもない。私を助けるためでもない。
「菱沼さんと組むのはイヤだ」とはっきり言った。「あの人はコミュニケーション能力ないし、言うこと聞かないし、上から目線だし、クライアントの言うことを頭ごなしに否定するし、自信満々に機械壊しまくるし、意見が合わなかったら激怒するし。」。なにより東京での仕事中に傷害未遂事件を起こし、すぐに大阪に飛ばされている。
ほかにもボロクソに言ったが、お姉さんは「一緒にやって」の一点張りだった。「またごねるんですか？こっちのお願いは聞いてくれないのに私にはやれと？いつもごねるかごまかすばっかりで話が1ミリも前に進まない。話してるだけ時間の無駄だ」と言うと、お姉さんはどっかに去っていった。
昼休み、昼飯を食いながら新部長とMさんにこんなことがあったと話した。
午後に入ってから、菱沼さんが「お姉さんから次からやってもらうからと言われた」と言ってきた。私は頭に来て、すぐにお姉さんのとこに行った。「菱沼さんがこんなこと言ってきたんだが？さっきイヤだと言ったでしょ？何のために話したんだ？日本語わからないのか？今何歳だ？こんなことしたら誰でも怒るってことがわからないのか？信用なくすぞ。言いたいことがあるなら私に言え。卑怯だ」。
お姉さんは消え入りそうな声で何度もごめんなさいと言った。いつものパターンだ。この人のごめんなさいはまったく信用できない。この人のごめんなさいで何かが動いたことは一度もない。
「菱沼さんには手伝わせないようにします」との言質を得た。「菱沼さんには言っておくから」と言っていたが、帰り際まで菱沼さんの機嫌は普通だった。言ってない可能性が高い。
今回の件は、想像のはるか上過ぎてびびった。こんな酷い仕打ちを受けたのは初めてだ。訳がわからなさすぎる。もともとダメ人間だと思っていたが、完全に狂っている。
