びーの独り言

どこいくの?どっか。

2020/11/28(土)「舞鶴」

 コロナがひどくなってきたが、先週に予約していた。少し後ろめたい気持ちを感じながらの旅行となった。
 舞鶴は双子都市であり東舞鶴と西舞鶴がある。元々は西舞鶴に市街があったが、東舞鶴に海軍が置かれた。
 7時半に起床。917の特急こうのとりの自由席。余裕で窓側。福知山で乗り換えて1105の東舞鶴行き。西舞鶴で下車。午後からの活動なので、観光資源が少ない西舞鶴から回ることにした。
 雨が降っていた。一連の旅行で本格的な雨には遭遇するのは初めて。雨になんか負けるもんかと思いつつ、できれば避けたかった。
 観光案内所で地図ゲット。廃線跡の場所も聞いた。まずは昼食。魚源。海鮮丼の特上2980円。刺身の上に刺身が乗っていて、ご飯の方が少ないくらいだった。もうこの時点で満足した。
 13時、廃線跡探索。舞鶴港線は1904年開業、1985年廃止。貨物線で1.8km。雨は降っているが、歩いてもなんとかなりそう?最初は舞鶴線に沿って遊歩道になっていた。すぐに左手に田辺城跡が出てきた。舞鶴は昔田辺と呼ばれていたらしい。この城の存在自体知らなかった。規模は小さそうだった。資料館もあったが、とりあえず先を急いだ。
 遊歩道は舞鶴線から離れて行き、道路と交差したところで途切れた。地図から続きを見つけたものの今度は工事で立ち入り禁止。工事では橋を作っているようだった。迂回しようとしたら、西舞鶴港に出てしまった。明らかに間違い。車止めの向こうは海。まわりは山に囲まれていて深い入り江。天然の良港とはこういうことか。
 廃線跡がどこで川を渡っているかがわからなかった。迂回しようにも徒歩だと機動力が著しく劣った。ようやく踏切跡の黄色い柵を見つけた時は嬉しかった。そこからは海に面した公園になっていた。
 公園の横は港になっていて、海上保安庁沿岸警備隊の巡視船が2隻停泊していた。大きくてかっこよかった。日本の領海の安全を守ってくれていることに感謝である。
 15時、公園の突き当たりはとれとれセンターだった。新鮮な海産物の直売所。お腹が満足してたので、中を軽く一周見渡した。
 舞鶴港駅はさっきの踏切のところだったようで目的は達していた。埠頭の引き込み線まで行くかどうか迷ったが、キリがないので止めた。
 歩いて帰るつもりだったが、元来た道を戻るのは面白くなかった。バスないかなと探したら1543があった。時刻表では1日3本。ラッキー。その代わり城はすっ飛ばした。
 西舞鶴駅。東舞鶴行きの電車は1633だった。また待ち時間。電車は不便だ。駅のホームにいると、吹き抜ける風がすごく冷たかった。思わず階段に避難した。
 山を一つ越えたら東舞鶴駅。観光案内所に行って、地図をゲット。17時、ホテルウェーブにチェックイン。濡れた靴下と靴をドライヤーで乾かした。
 18時半、卑弥呼。昔、胡散臭いけど仕方なく入ったら、焼鯖寿司がめちゃくちゃうまかった。大体、こういう2回目は失敗するもんだが・・・。店内は満員だった。記憶とは違い、狭かった。テーブルで食べた記憶があるが、個室とカウンターしかなかった。カウンターに案内された。焼鯖寿司は記憶の通りメニューの端にあった。4巻と8巻があったので、8巻を選んだ。飲み物は頼まずに熱いお茶にした。ずいぶん待たされてからやっと来た。でかくてビックリした。こんなでかかったかな?これは食べきれない奴や。焼鯖の上にはたっぷりネギが乗っていた。一巻目、一口では無理だということがわかった。でも、うまかった。生臭さがなくて、うまさだけを取り出した感じ。これにガリが絶妙のアクセントになっていた。三巻まで一気に食べたが、そこで止まった。結局、六巻まで食べた。お通し含めて1820円。地域共通クーポンを使った。この店、うまかったが、店員がいちいち塩対応で居心地がよくなかった。こんなんで記憶を上書きするとは。次があるなら別の店に行くだろう。
 今日は、出だしは最高だったが、15時には全部終了してしまった。そして、メインの夕食は微妙だった。これは雨のせいばかりではないような気がする。ラクな方に流され過ぎ。明日は晴れて欲しい。