Yさんの送別会があった。コロナのため、昼休みに弁当を食べながらだった。最後、一人ずつ送別の言葉を言うことになった。私は最初で、最大限の感謝の意を伝えた。うまく言おうとかそういうことをする必要はなかった。後から後から言葉が湧いて出た。他の人たちも同じだった。おそらくこの先の会社人生、Yさん以上の人には巡り合わないのではないのだろうか？少しでも一緒に働けたことは幸運だった。
私は会社に入ってから、年取ったら大阪に戻って定年を迎えると考えていた。病気は誤算だったが、前倒しで尼崎にやってきた。しかし、まさかYさんの年齢で異動するとは。この異動はトリッキーすぎる。これでは私もちっとも安心できない。この先がまったく見えなくなった。ほんまめんどくさいことになったなあ。
