洗い物が大量に出てどうしようもなかったので、Kさんに溶剤の取り扱いを教えた。溶剤作業は極端に嫌がる人もいるが、Kさんは昔の職場でやっていたとのことでOKだった。SDSのコピーを渡し、保護具とドラフトの使い方、器具の洗浄方法を教えた。ちょっとやってもらっただけだったけど、とても助かった。
昨晩新しいGCMSにかけた。Yさんによれば、事前に検量線範囲を決めるとのこと。解析は久しぶりだった。当然忘れていた。昔のメモを見てるとYさんがさっさと教えてくれた。ピーク被りが発生したので、条件を変更した。すると内標のピークが消えた。リテンションタイムが変わってSIMの取得時間から外れていた。トラブルが起こるといろいろ思い出していく。
本番用のサンプルを調製し、シーケンスを組んだ。山ほどサンプルがあるので、シーケンスに間違いがないか入念にチェックした。ここで間違ったら測定時間20時間が無駄になってしまう。バイアルが2個が入れ替わっているのを発見。危ない危ない。やはりなにかしらやらかしてる。スタートを押した。あとはうまくいけばいいが。
21時過ぎに滋賀の隊長に電話した。仕事上の課題を聞いた。新部長の方針だとそういう案件を取ってこいというような気がする。ふつふつとやる気が湧いてきた。今のコア製品でもいいんだが、私はひたすら傍流を歩んできた。逆に滋賀ができるのは私しかいないのではないだろうか？一度ダメだったが、四国もアリかも。そうすると尼崎という土地も生きてくる。最近何かしないとと思っていたが、これは我ながら妙案かも。
