びーの独り言

どこいくの?どっか。

2019/10/27(日)「チェッターヒン」

 昼食はいつものカレーの食べ比べ。第2回大会全12戦の最後を締めくくるのは、36チャンバーズ・オブ・スパイスのチェッターヒンミャンマーチキンカレー(599円)。これを買った理由は「マツコ&有吉かりそめ天国」のレトルトカレーランキング1位だったから。成城石井に行ったのはこれを買うためだった。これは今までのカレーとまったく異なりミャンマーのカレーである。私はミャンマーの料理は食べたことがなかった。東南アジア系の料理全般若手なので、あまり期待してなかった。入ってる成分も心配だった。実際6位であるヤマモリのグリーンカレーも買ったが、後で日本にない柑橘系材料が入ってたの見つけて食べるのを断念した。また「極辛」と書いてるのも気になった。辛い物は控えるように言われていた。身体に影響を及ぼさなければいいが?テレビでは、水を使わず野菜から出る水で調理したとなっていた。バーミュキュラ?さて1位の実力はどうか?
 レトルト袋を開けた瞬間にいい匂いが漂った。これはいけると思った。ルーの見た目も普通で、2つの大きな手羽が入っていた。一口目は期待に反しスパイスの変な味がした。なんじゃこりゃ。食べてるうちに段々慣れてきたが、どこがおいしいのって感じだった。甘くない。ひたすらスパイシー。初めて食べる味に戸惑っていた。たまに八角のような粒を噛み、変な味がした。半分過ぎた辺りからは辛すぎて味がわからなくなった。汗がだらだら出た。鼻水が出た。食べるの止めようかと思ったくらい。なんとか最後まで完食した。
 食べた直後に記した文章が次である。「これのどこが1位なの?インパクトは凄いけど、うまいとか不味いとかの次元じゃない。私にはこの辛さは無理。身体は大丈夫だろうか?所詮マニアが選んだネタカレーだった」。しかし、だんだんと時間が経ってきて評価が変わってきた。夜になっても食道からお腹にかけて心地よい刺激が残り、頭がすっきりし、身体全体が爽やかな満足感に包まれていた。これは新感覚だった。このカレーは旨いのではなく、何から何までサプライズなのである。記憶に残る一品、きっと名品に違いない。人に教えたくなるのがわかる!
 第2回大会はこれで終了した。大会とか言ってるが、適当にチョイスしてるだけである。最初はあんまりおいしいのに当たらないので嫌気すらさしていたのだが、ボンカレーゴールドとククレカレーを食べてから調子づき、後半は当たりが連続した。そして最後に満を持してチェッターヒン。カレーの奥深さを知った。第3回大会はほとんどが名店の再現品である。どんなのが出てくるか期待している。