びーの独り言

どこいくの?どっか。

2019/05/12(日)「入院5」

 ヘルペスは右腰背中側にあるとのことで、個室になってから看護師さんに1日2回軟膏を塗ってもらいフィルムでカバーしてもらっている。ただ、痛みを感じる箇所はもう少し広い気がしていた。夜中に眠れなくてトイレに行った時、痛みを感じる右太腿前側を見ると、赤い斑点が僅かに点在していた。ヘルペスを見たことはなかったが、無関係ではないと思えた。ちょうど担当だったYさんに見せると、怪しいという話になり、一応軟膏を塗ることになった。
 午前に若い先生が太腿を見にきた。「わからないけど、ヘルペスかもしれない」ということだった。「移植の後にヘルペスになる人は多いので、普通はヘルペスを抑える薬を飲むんですが、血小板が低くなるので出してなかったです」と言われた。その話はまったく知らなかった。
 看護師さんに軟膏を塗ってもらっている時に、看護師さんが右腰背中側の写真を見せてくれた。びっしりと赤い斑点で覆われていて、天の川のようになっていた。素人目にもこれは酷いと思った。
 移植の先生(外来の先生)が様子を見に来た。私が電話した時からヘルペスを疑っていたらしい。「ヘルペスは命に関わる病気です。1週間で亡くなった人もいます」と言われた。連帯保証人になってもらった3809には「命に別状はないから」と説明していたが。そう言えば先生は以前歯磨きも命に関わると言ってたなあ。若干大げさなところがあるのかもしれないと都合よく解釈した。ヘルペス予防の薬を出すとのことだった。もともと血小板が低いので輸血が増えるかもしれない。痛し痒しだ。
 午後上野がやって来た。雑誌と文庫本を差し入れてくれた。面会できないのに来てくれてありがたかった。
 トイレに行った時に太腿を確認したら、赤い斑点が増えているような気がした。看護師さんを呼んで診てもらったところ、そうかもしれないということで経過観察となった。
 夜は上野が買ってきてくれた本を読んでいた。21時にTさんから電話がかかってきた。