びーの独り言

どこいくの?どっか。

2019/04/17(水)休「外来」

 今日は外来だった。待ち時間を利用してジャパネットのたかた社長の本を読んだ。この本のことは以前に読んだことがあり、すごく気に入っていた。「誰かに伝えたい」というメッセージがストンと心に響いた。実はここ最近これから先どう過ごしたらいいか思い悩んでいた。やりたいことが特になかった。移植の前に思い残すことのないくらいの過ごし方をしたので、移植後の生活のことなんて考えてこなかったのだ。これから何をしよう?何がしたい?時間が自然に解決してくれるのかなくらいの気持ちだった。究極のところ人生に目的はないんだよな。よくわからないまま、生れ落ちて死んでいくだけ。そこに意味はない。意味があるとするなら、人が人生に意味を与える時である。大抵の人は何かしら目的を与えて過ごしていると思う。では、私の目的ってなんだろう?「誰かに伝えたい」というのは一つの回答ではないか?そんな気がした。
 Tさんが入院していたので昼飯を食べる約束をしていた。診察は10時からだと思っていたら、予約用紙には12時と書かれていたので、先に昼食に行くことにした。Tさんの奥さんも一緒だった。いつもの保名食堂。今日の日替わりランチは初めてかつ丼以外だった。カツカレー、これでもかと言わんばかりの大盛りだった。
 診察では血小板も赤血球も問題はなかった。一番の懸念である血小板は低位ながら安定しており、しばらく輸血がいらないのではないかと思われた。ステロイドが16から14に減らされた。むくみや血糖値上昇の根源であるステロイドが減るのは大歓迎だった。
 14時から糖尿病内科の診察があった。最近インスリンを打つのがうっとうしいという感情は消えて、もはやなんとも思わなくなっていた。インスリンの量は昼食前が8から10、夕食前が6から8に増量となった。なるようにしかならないわ。
 病棟に顔を出した。談話室でTさんとしゃべっているとIさんがやってきた。Iさんにはずっと会いたかった。Iさんと入れ替わりで名前の知らないおばあさんになった。この人とは退院のときに話した。最後にまたIさんに入れ替わった。Iさんと話せてよかった。たまには顔を出さないとダメだな。
 阪急茨木のココイチでカレーを食べた。はまっちゃってる。