びーの独り言

どこいくの?どっか。

2019/03/11(月)休「入院249」

 2時に寝て起きたのは4時だった。家では朝まで眠れたのに病院ではダメらしい。しかも怖い夢を見てさっぱりだった。病院で見る夢は今までより断然怖い。どこかで死の恐怖を反映してるのだろう。さて、早起きすると多少音が出る。昨日のクレーマーが何か言ってきそうな気がして仕方がなかった。いっそ白黒つけた方が面白そうと思ってたら、談話室に看護婦さんが来たのでチクっておいた。
 女医さんが来られた。足のむくみもマシで、金曜日の採血の結果、腎臓の値もよくなっていたとのこと。これは順調に退院ですな。
 9時半の検温の時に、夜勤だったYさんが挨拶に来た。もう私の退院までに勤務がないらしかった。Yさんは担当看護師だったので、看護師さんの中でも一番お世話になった。チャーミングだけど、どこか冷めていて、まるでリラックマみたいだった。最近素に近い姿を見せてくれるようになり、面白かっただけにお別れするのが残念だった。検温の看護婦さんも加わり、きゃっきゃと祝福された。外ももう卒業の季節になっていた。
 10時過ぎにTさんから電話があった。今日Tさんは外来で既に病院に来ていた。「診察を12時に入れられたわ」と言っていた。昼飯を食べるには微妙な時間だなと思ったら呼ばれたみたいで一旦切られた。11時に再びTさんから電話があった。診察待ちの合間に昼食に行けるみたいだった。早めに血糖値を測定しインスリンを射った。11時半近くの保名食堂。前に一度来たことがあった。日替わりランチは前と同じカツとじ定食だった。12時Tさんに付き合い皮膚科へ。待合室でだべった。13時に呼ばれたので別れた。
 10Fに戻るとエレベーターホールで薬剤師のTさんと遭遇した。Tさんには抗がん剤治療の時にお世話になった。かわいらしい美人さんなのだが、きつい薬の時しか説明に来ないので、顔を見るのはある意味恐怖だった。「退院ですね」と言われて少し驚いた。みんな知ってるんだなあ。
 14時過ぎに教授回診があった。回診の隙に若い先生が「明日今後の説明をします。できればご家族の人にご同席願いたい」と言われた。遂に最後の難題が来たか。若い先生は事情を知ってたのか「独りでもいいですよ」と言ったので、私は迷わず独りで聞くことを選んだ。明日はMSWさんの指示通り若い先生に今後連帯保証人に誰を立てればいいか聞くことになるだろう。ただ当分入院しなければ、要らない話なのだが。
 インスリンの種類が変わった。いろんな種類があるんだな。退院してもインスリン投与は続くことになった。めんどくさいなあ。
 クレーマーは案の定白髪のじいさんだった。漏れ聞こえてくる会話や顔を見ると極めて常識的だった。婆さんが来ても静かで、静かすぎて迷惑といったところだった。
 廊下でYさんと遭遇した。いつもよく話を聞いてくれていい人という言葉がぴったりの人だ。なぜかいつも話が電話やら点滴やらで中断して終了する。会えなくなるのは寂しいなあ。
 21時に上野と電話。日曜日に筋トレの器具を譲り受けることになった。とてもありがたかった。
 眠れそうにないので談話室でキンドル本を読んでいたらYさんがやってきた。唐突に「ブログでも書けばいいのに」と言われた。偶然にも告知された時から書いてるんですけどね。26時就寝。