びーの独り言

どこいくの?どっか。

2019/03/04(月)休「外出」

 今日は試験外泊に向けての外出2回目だった。23時に寝て起きたのは3時半だった。心配だった精神面はスッキリしていた。今日はイケそうな気がした。4日前に63.4kgまでいった体重が、58.4kgまで落ちていた。その代わりここ最近悩まされていた足のむくみがだいぶラクになっているようか気がした。よかった。ブログはなんの抵抗感もなくサクサク書けた。気持ち悪いくらい好調に思えた。
 起床時間の6時に血糖値測定とインスリン注射。朝食後、荷物をまとめた。一昨日にまとめていたから早かった。今回は暇潰し用にパソコンを持って行くことにした。7時に採血、8時半にレントゲン、両方ともに外出のために早めてもらった。検査しても明日も外出だから、水曜日まで処置できないんだが。血小板はもう2週間入れることができてなかった。治療も家の掃除もギリギリのところでやっていた。
 9時に出発。前回スーツケースが持ち上がらなかったバスの昇降は、今回左肩にリュックサックと右肩にビジネスバックに変更した。さらにやって来たバスは低床車だった。片足をステップに乗せた時に、リュックサックの重さで後ろにバランスを崩した。気がつけば仰向けに倒れ込み、歩道の段差とステップの間にはまっていた。起き上がろうとしたらリュックの重さで寝返りすらうてなかった。まるで仰向けに死んだゴキブリのようになった。お客さん2人に背中を起こされ、ようやく起き上がることができた。腰の後ろを強打したが、どこも大丈夫そうだった。血小板が低いので打ち身が心配だったが、その場で確認はしなかった。運転手さんが「報告しなきゃいかんな」としばらくどこかに報告していた。バスは10分以上遅れた。皆様申し訳ございませんでした。
 JR茨木駅のバス停から駅まではコケないように慎重に歩いた。駅のプラットホームで待ってたらバランスを崩して落ちるんじゃないかと思った。電車で座っていたら膝の上のビジネスバックがずり落ちて、前で立ってたおばあさんに当たった。片手で携帯を打つのが手が震えて難しかった。今まで当たり前にできていた所作の一つ一つが普通でなくなっていた。
 JR尼崎駅からバスに乗ろうと思っていたが、盛大にコケたのがショックでタクシーにした。
 10時半に職場に到着した。午後からの約束だったが、時間があったので前倒しした。居室には懐かしい顔が並んでいた。1時間ほど近況を報告した。この時私は病人でなく健常者になっていた。帰り際にYさんがHクンに私の荷物を社宅まで運ぶように指示した。皆さんとても優しかった。心底いい職場だなあと思った。
 ポストにヤマトの不在通知書が入っていた。明日じゃなかったのか?電話すると14時から16時の間に届けてくれるとのこと。今日届くのは嬉しいけど、一日早いとか止めてくれよ。
 12時セブンイレブンでのり弁を買った。外食できなかったので少し豪華にした。ブレーカーを上げ、パソコンを繋いだ。手を洗い、うがいをした。血糖値を測定してインスリンを射とうとしたら単位が足りなかった。病院に電話したら師長さんが出た。そのままある分を射つことになった。そして、夕食までに病院に戻り、夕食前に必ずインスリンを射つことになった。省略してもいいんじゃないかと思っていたが、一発で糖尿病になりそうな雰囲気を感じた。机の前で腹にインスリンを射った。退院したらこれが当たり前になるのかな。のり弁はめっさうまかった。
 13時前にエアコンの取り付け業者が来た。1000円払って12時から15時に来るように手配していた。「ダクトの穴に光ファイバーが通っていて、壊したらうちが回線業者から3〜5万円請求される。普通こんなところに光ファイバーは通さない。お客様が回線業者と話して、光ファイバーを壊してもうちに請求しないと確約させて下さい」と言われた。なんだそれ?ocnに電話したら混んでるので20分以上かかるとの音声テープが流れた。
 13時半ダスキンの女性2人がやって来た。ケータイを耳に当てながらの対応になった。入院前でもさばききれないようなシチュエーションになった。こちらからは明日の初期清掃と2週間に1回の定期清掃をお願いした。こちらがやりたいことを説明し、向こうが提案するスタイル。菌やカビを防止する提案が欲しかった。ダスキンの人たちは事情を察してくれて勝手に下見を始めてくれた。とても助かった。その間でもocnには繋がりそうになかったし、繋がったところで時間がかかるのはわかっていた。エアコン業者には後日出直してもらうことにした。エアコンがつけられなくて待たされてるのに終始ニヤニヤしていて気持ちの悪いおっさんだった。
 ocnの対応は前々からクソだと思っていたが、予想を遥かに越えていた。時間がかかっただけで何も解決しなかった。融通はまったくきかず、オペレーターにバカにされてる感じすらした。ダスキンを待たせていたので途中で切った。最初からやり直しとなった。
 ダスキン尼崎南支店の対応はたいへん素晴らしかった。電話の段階からいい雰囲気だったが、会ってみると予想を遥かに越えていて感動を覚えるレベルだった。ずっとお付き合いしたいと思った。お金がかかるんじゃないかと思ったが、それも大したことはなく、十分納得できるものだった。立ち会いしなくてもいいかなと思っていたが、逆に何をやるのか見てみたいと思った。「女のプライドがありますから」、口に出して言えるほど自信があるんだな。とても頼もしい。私の期待をずっと越えて欲しい。明日の掃除が楽しみになった。
 ダスキンに対応している間に布団が届いた。思ったより小さな段ボールだった。ダスキンが帰ってから段ボールを開けた。東京西川の7点セット。布団は袋の中で圧縮されていた。袋は明日の掃除後に開封することにした。段ボールにはA4の説明が入っていた。アマゾンが直接売ってると思っていたが、徳島の業者だった。どういう仕組みなんだろう?
 Tさんと電話した。今日Tさんは病院でPETCTの結果を聞いていた。「治らない」と言われて落ち込んでいた時もあったが、予想よりも良くなっていて、1年後の新薬に間に合いそうとのことだった。終わることのない戦いではあるが、とりあえず希望が繋がり良かった。ホント良かった。「迎えに行ったろか」と言われた。コケた話をしたので心配してくれたらしい。帰りは気をつけないとな思っていたから、ありがたくご厚意を受けることにした。Tさんに会いたいというのも大きかった。
 18時病院に戻りYさんからインスリンを受け取った。そのまま再び出て行くのは怪しい行動以外の何物でもなかったが、野暮なことは何も言われなかった。当然外食は許されてなかった。そのままTさんと来来亭。トイレで血糖値測定&インスリン注射。トイレでやるのも慣れてきそうだな。ラーメン、チャーハン、餃子。こんなにうまかったっけ?ステロイド補正にしても凄かった。
 前から話に出ていたミスドに移動してだべった。ポンデリングとコーヒー。それにしても小野原がこんなに拓けてるとはなあ。高校の時のイメージとまったく違う。山の中の住宅地で不便にしか見えなかったのに、今じゃモノレールもできた。隔世感が凄かった。
 病院に戻ったのは20時過ぎだった。電車に乗っても、掃除前の家にいても、店に入っても、肺炎にかかりそうな気はまったくしなかった。それよりも転倒の方がよほど現実的な問題だった。今まで意識してなかった動作が、とても危なくなっていた。これはリハビリを頑張るしかないなあ。