びーの独り言

どこいくの?どっか。

2019/03/01(金)休「入院239」

 昨晩は消灯時間を過ぎて24時前までブログを書いていた。起きたのは5時だった。最近にしては長く眠れた。いろいろあったので疲れてたのかな?
 真っ暗な談話室でパソコンを広げようとしたら、一昨日しゃべった同年代くらいの女性に声をかけられた(Nさん)。昨日のKさんの奥さんと同様に、なぜか病気や家族や今後の生活について深い話が始まった。ただNさんはKさんの奥さんと違い、忍耐強くて明るくて常識的な人に見えた。誰もがみな同じような問題を抱えている。今置かれた状況をどのように捕らえるかだけなんだけどね。もう死んじゃうと思うか、まだ生きれると思うか。どうせならまだ生きれるって思った方がいいよね。人と人の付き合いのあるべき姿はまだ生きれるって思った方が希望がある。まあ、もう死んじゃうという話をされても対応できる自信はある。教訓として生かしていくのは自分次第だもん。でも、暗い話を耳から脳ミソにインプットしてたら、本当に気分が暗くなってしまう。だから、暗い話をする人には近寄りたくない。できるなら明るい話を聞きたいね。
 明日の外出の予定は決まったが、それ以外のところの調整を試みた。ダスキンは予定が埋まりまくりで使い勝手がすこぶる悪かった。こんなんで商売としてやっていけるんか?9と10の試験外泊も1泊2日なのか2泊3日か判然としなかった。何も決まらないし、イライラはMAXだった。
 それなのに検温はいつまで経っても来なかった。10分もかからないものを1時間待つのが馬鹿馬鹿しかった。10時半ナースコールを押した。検温が来なくて押したのは初めてだった。看護婦さんが謝りながらやってきた。この人か。元々あまり印象はよくなかった。私は冷たく「検温やるの?」と言い放った。遅れた理由を聞いても謝ってばかりだった。それがなおさら腹立たしかった。謝れば済むと簡単に考えてないか?そのルーズさがいつか大変なことになるぞ。
 試験外泊は2泊3日となった。若い先生は「しっかり家の準備をして下さい」と言った。掃除を妥協しそうになってた自分にとても突き刺さった。さすが先生だ。120%同意だった。
 ダスキンの担当は夕方まで待たせた挙げ句、「そのメニューはうちの担当ではなく、別の支店でやってます」と衝撃的な言葉を言い放った。今までのやりとりは一体なんだったのか?別の支店に電話すると、「あの支店でもやってるはずなんですが」ともっと衝撃的なことを言われた。しかも昨日最短で3/11以降にしか掃除できないと言われたのが、別の支店では3/5に掃除できるとのこと。あまりにも言われたことが違うので驚いた。こちらとしては一度諦めた初期掃除ができるのは大歓迎だった。すぐさま即決した。これはお金の問題ではなかった。中途半端な衛生状態で試験外泊して、もし再び肺炎にでもなったらまったく意味がなかった。それにしてもダスキン下坂部支店の担当がクソすぎてはらわた煮えくりかえる思いだ。落ち着いたらクレーム入れてやるからな。
 わがままなKさんがやたらと「何時に待ってる」みたいなことを言って困っている。こっちは家の掃除で時間的にも精神的にも余裕がないのに、訳のわからない話に付き合わされる。「奥さんが倒れたので退院したくない。しばらくホテル暮らししたい」、それは面倒見なきゃいけないだろう?「ペット5匹の世話をしなければいけない」、自身の身体が菌とカビが厳禁なのにペットの心配してどうするねん?面白いを通り越して不快なレベル。
 2月から不機嫌である。アレルギー性鼻炎の影響が大きい。水っぱなと痰が止まらなくてしんどい。滋賀時代によく鬱っぽくなったことを思い出す。今日は途中から完全ネガティブモードに入った。ついさっきまで(ブログの前半)、Kさんの心配性の奥さんや、今朝のNさんや、わがままなKさんの話を、他人事みたいに突っぱねてたのに、途中から自分も金がなくなるんじゃないかとか急に強い不安に襲われた。ほとんど起こらないことばかりなのに負の感情の連鎖が止まらなかった。ベッドの横にある椅子に座って、ぼんやり宙を見ていた。ただ時間だけが過ぎていった。
 そこにTさんから電話がかかってきた。Tさんの電話は私のことを現実に引き戻してくれた。産まれるのも死ぬのも独りだが、生きていくのには誰かの助けが必要だ。上記3人の話を他人事だと切って捨てれるほど、私は偉くもなんともない。私も皆さんと同じなのだ。ただ不安を思い出さないようにしているだけなのだ。身を低くして謙虚に、常に感謝の気持ちを忘れずに。罪を憎んで人を憎まず。汝の隣人を愛せよ。われまだ木鶏たりえず。
 消灯時間を過ぎて洗面所でブログを打ってると、バレエのNさんがやってきた。この人は私が入院した頃からいて、とても魅力的で面白くて正のオーラが凄い。最初に話したときに他人を楽しませると堂々と言い放った。そしてTさんのことが大好きと公言している。もしかして私の理想はこういう人なのかもしれない。