びーの独り言

どこいくの?どっか。

2019/02/28(木)休「入院238」

 0時に起きたが、さすがにやりすぎだと思い、二度寝した。納得の2時起き。滞っていたブックレビューに取りかかった。2か月ぶりに静かな感動に包まれた。昨日と違ってうまくまとまりそうな気がした。いつもは買わない2杯目のコーヒーを買いに行った。
 談話室で朝食を食べてたら、3週間前にクリーンルームに入ったKさんが出てきていた。相変わらず独自理論を展開し、人の話を聞いてなかった。できれば遭いたくないなあ。
 レントゲンから帰って来たら、隣のじいさんはいなくなっていた。驚くほど静かになった。よかった。
 レントゲンの結果がよく、Yさんから土日に外出してもいいと告げられた。部屋の掃除の段取りで忙しくなった。とりあえずダスキンに電話した。清掃日は最短で3/11って、さすがにそんなに待てないわ。Yさんは「9、10で試験外泊して下さい」と言った。NクンとTさんとそれぞれ日程調整して、土曜日にTさんに車で尼崎まで送ってもらい、午後買い物をしてから、夕方Nクンに部屋を掃除してもらうことにした。日曜日は予備とする。買い物の荷物は試験外泊で受け取り、ダスキンは先送りする。
 Kさんの心配性の奥さんが来た。Kさんは明日退院だった。奥さんは「お金がないので治療を止めると先生に言った」と涙ぐんで言った。その思考回路がまったくわからなかった。なぜ自滅するような方向にしか考えられないのか?「命とお金を比べたら命の方が大事でしょ?」と言うと、「冗談だけど、私がご飯を作るから一緒に住まない?」と言われた。まったく冗談に聞こえなかった。私が先に死ぬならあるかもしれないが、それでも断るレベルだ。死を前にしてはみんな同じだと思う。この先どうなるかなんて誰にもわからない。それなのにまるで自分だけが不幸みたいな感じで負のエネルギーを振り撒いていては、周りはみんな逃げていくだろう。電話番号を聞かれたので教えたが、話を聞く以上は無理だと思う。
 上野と電話した。私は恵まれている。なんでも相談できる友人がいるのだから。この入院生活で、自分の無力さと、人の縁の大切さを思い知らされている。人の間に立ち、悲しみは半分に、喜びは倍にしたい。でなきゃ一体何しに来たのか?
 今日はいろんなことがありすぎた。もっとちゃんと書きたかったけど、疲れたのでこの辺りでおしまいにする。Yさんからもらったデコポンがおいしかった。それでいいと思う。