図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
- 作者: 山崎元,大橋弘祐
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2017/11/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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キンドルアンリミテッドの無料本。村上世彰の本を読んでたら、投資に少し興味が出てきた。退職金が確定拠出年金(DC)になり、自分で運用しなければいけないというのがあった。
1、自分の今の貯金から当面の生活費を除いた上で、絶対に減って欲しくない「安全資産(A)」と、増えるかもしれないし減るかもしれない「リスク運用資産(B)」に分ける。リスク運用資産(B)は平均すると年間5%くらいプラスになるが、最悪1年で1/3減る可能性がある。
2、ネットの証券会社に口座を開く(手数料をなるべく小さくするため)。
3、安全資産(A)で個人向け国債「変動10年型」を買う。
4、NISAに口座を開く。
5、リスク運用資産(B)で投資信託の「上場インデックスファンドTOPIX」と「ニッセイ外国株式インデックスファンド」を半々ずつ買う。このとき120万円分はNISAの口座を使い、残りは証券会社の普通口座で買う。
6、利用できる人は確定拠出年金ま利用する。※確定拠出年金では外国株式のインデックスファンドを割り当てるとよい。
7、お金がたまってきて、追加で投資信託を買うときは、国内と海外のインデックスが資産全体で半々になるように買う。ただし全体が4:6〜6:4の間に収まっていればいい。
8、ひたすらほったらかしておく。
9、まじめに働いて人生を楽しむ。
ポイント、FXも個別株も買わない。外貨預金もやらない。手数料の安いインデックスファンドだけに投資する。保険には入らず、入ったと思って運用にまわす。何かあったときは貯蓄から使う。確定拠出年金に入れる人は上限まで利用する。NISAも確定拠出年金も始まったばかりの制度なので、制度の変更がないかは今後チェックする(本書は2015年現在の情報)。
素人が専門家にレクチャーしてもらう内容。以前読んだ「フリーランスを代表して申告と節税について教わってきました」とほとんど同じノリ。こういう内容が知りたかった。理屈も通ってるように聞こえた。もう少し調べてみて実践投入したい。ただインデックスファンドは暴落する可能性があるかもしれないので注意が必要。一番大切なことは日頃から無駄をなくすことである。退院したらいろんなことを見直したい。