びーの独り言

どこいくの?どっか。

2018/06/03(日)「嵐山」

 8時半起床。9時半前に出発。今日もいい天気だった。四条大宮から京福電鉄。目的は嵐山だった。
 嵐山を選んだのは緑の紅葉を見ることと保津峡まで歩くこと。緑の紅葉は昔お見合いのときに魅了されたため。昨日のTVでも緑紅葉を紹介していた。保津峡までのウォークは小学校3か4年の遠足で雨が強くて引き返したことがあったため。保津峡駅の吊り橋を渡ることを楽しみにしていたので残念だった。こちらも昨日同様ハイキングコースになっていた。
 嵐山は人でごった返していた。数年前外国人だらけで驚いたが、まったく同じかそれ以上だった。制服を来た学生もたくさんいた。最近の修学旅行は土日なのだろうか?もう子供の頃のイメージはまったくなかった。完全に観光地化されていた。
 お見合いのときのコースを巡るつもりだった。まず渡月橋の横の桜餅屋に行った。有名だからということで選んだが、行列してるわけでもなく。別に桜餅はすきじゃないんだが。ところてんがうまかった。
 竹林へ行った。お見合いのときはとても感動したが、今回は外国人だらけで混沌としていた。ピーチクパーチクうるさくて風情もへったくれもなかった。もう二度と来ないだろう。
 常寂光寺に行った。お見合いのときの紅葉はここ。今回もまた素晴らしいと思った。頭上は紅葉に覆われ、地面は苔に覆われて、全体が落ち着いた緑色の世界だった。石段を上ると本堂があった。そこの縁側に2人で座った記憶があったが、本堂には立ち入れなくなっていた。裏側は座れるようになってたのでしばらく座っていた。外国の言葉がひっきりなしに聞こえてきて、雰囲気を台無しにしていた。
 落柿舎に行った。本来なら静かな場所のはずだが、ちょうど団体が入ったばかりで騒々しかった。嵐山はこんなんばっかりか?辛抱強く待った甲斐があって、一人縁側に座った。静かにブログを打った。
 ニ尊院は初めて。ここも紅葉が有名らしくせっかくだから入ってみた。綺麗に整っていて、綺麗すぎて趣がない感じだった。
 13時適当に店に入り茶そばを食べた。見たこともない巨大な蜂がいて怖かった。
 祇王寺も初めて。昨日TVで取り上げられてたところ。常寂光寺と同じで紅葉と苔が美しかった。
 仏野念仏寺に墓があるのは知っていたが、やはり不気味だった。
 14時半保津峡に向けてスタート。直接は行かず清滝経由で。清滝に何があるのかよく知らなかった。長いトンネルがあり、車とすれ違うのが怖かった。清滝はただの渓谷で私には関係なかった。
 清滝からの道は渓谷沿いの野趣味溢れる山道となった。まさかこんな道になるとは。自然の岩を組み合わせて作られているので歩きにくくてめんどくさかった。周りからは川のせせらぎしか聞こえなかった。それを楽しむ余裕はなくひたすら前に進んだ。落ちたら死にそうな場所が何ヵ所も現れた。落ちたら痛いんだろうなと思った。
 落合橋を渡ったところからアスファルトの車道になった。アスファルトアスファルトで面白くないんだよなあ。はるか下の方に保津川が見えた。よくこんなとこに道を作ったもんだ。
 そして昔の保津峡駅で今のトロッコ保津峡駅の吊り橋が見えた。同時に上り列車も来た。惜しくもタッチの差で列車を逃してしまった。子供の頃から気になってた吊り橋は思ったより頑丈で拍子抜けだった。駅は単線の非電化だった。福知山線と同じで複線電化の新線に付け替えられた。なんでこんなとこに駅があるのか理解できなかった。ハイカーしか利用しないと思うが?
 今のJR保津峡駅を目指したが、目的を達成した後の上り坂はただただキツかった。駅に着いたらすぐに電車が到着してダッシュで飛び乗った。
 京都駅で降りて「新福菜館」。次いつ食べれるかわからないからね。時間帯がよくて並ばなかった。おいしいとは思わないが、インパクトがあるんだよな。
 この土日は過去の思い出をベースに企画してみた。思い出の部分はうまくいったとは思わないが、ハイキングという新しい分野への挑戦は評価している。ひたすら歩いたので足がくたくた。ほんとそれに尽きるわ。