昨日の事件が一晩経ってよくなるわけでもなく。結局Mがいきなりキレて私の言い方が悪いという受け入れがたい結論にしかならない現実に血圧が上がりっぱなしだった。通勤電車の中である考えがまとまった。騒動の原因となった係を辞めよう。
私は全体に関する係を2つやっている。係と言っても要は雑用だ。査定には全く関係ない。手当てがもらえたり誉められることもない。皆が押し付けあうので、通常やっても1つだけだ。なぜか私は大人気でいろんなものが回ってくる。今回係を辞めてもまだ1つやってるので普通に戻るだけだ。多少印象が悪くなるかもしれないが、実質負担減だし。
Tさんを別室に呼び係を辞めたいと告げた。｢今回私が至らなくて迷惑をかけた。全体のことを思ってやってきたが、キレられてはやってられない。他の人も同じように思っているかもしれないし。｣。私が辞めることでもっと大きな問題にする意図があった。またMにキレた結果どういうことになるのか思いしらせたかった。私は｢MがキレるならMが試験を受けてやればいい｣と言った。
当然Tさんは慰留してきた。悪いのはMだとまで言った。しかし、それは昨日聞きたかった。私の反撃の後に言われてもまったく響かなかった。私は｢言い方の問題なんでしょ？言い方が悪いから私の言う内容はどうでもいいんでしょ？｣と言った。私にはわかっていた。言い方なんかは問題じゃない。Tさんが守りたいのは平穏な日常であり、変わることを拒否しているのだ。そのためにはなんとしても私を悪者にする必要があった。もし私が言い方を変えたところで、新たに難癖をつけるだけだ。滋賀のときがそうだった。
Tさんは｢Sさんと相談する｣と言った。辞める辞めないは正直どうでもよかった。ただMがキレたことをSさんに知らしめればよかった。進展の見られない大阪転勤も進むかもしれない。このまま長引けば確実にTさんとぶつかるだろう。それは望んでいない。
