びーの独り言

どこいくの?どっか。

2016/12/01(木)「体制」

 アホ本部長は技術の権利化には熱心だが、オリジナル技術を作ることには興味がないようだ。技術がないのにどうやって強い権利を取れるのか?技術本部長がコア技術を知らないというのが終わってる。研修ばかり増やしてるけど、座学で何が身につくのか?人数は増えたのに実験する人は減った。実験しないのに強い技術が作れるのか?
 本部長就任のときは無駄なテーマはどんどん中止にすると言ってて大いに期待したのだが、こともあろうか私のテーマだけが「給料泥棒」と恫喝されて中止になった。あれから3年近くが経とうとしている。ここにきてようやく将軍様の時代から続いているテーマを潰そうとしている。こないだ1つテーマが終わったが、今までのフェードアウトと違い、終了宣言がなされていた。社長の要望で始めたのに社長が交代して「なんでこんなに金をかけるんだ」ということで潰れたらしい。なんじゃそれ?まったく説明責任を果たしていない。次にまだ3つくらい潰れそうになっているようだ。これまで何も判断しなかった常務が珍しく「止めてしまえ」と言ったものもあるらしい。潰したテーマの代わりは研修の班活動から生み出されたテーマをやるらしい。正直冗談にしか思えないのが多い。モノがベースになくて、これから作れるか検討するだもんな。頑張ってる人に冷や水をかけるつもりはないので、生暖かい目で見守ろうではないか。とりあえずチャレンジすることは大切だ。
 コストカッターの社長が新聞紙上で研究所が機能してないとわざわざ言ってたらしい。恥をさらすようなことを外に向かって言ってどうするんだ?おそらく売り上げに繋がってないことが不満だと思われ。そう思うんだったらさっさと解散してしまえばいいのに。文系社長が数字だけぶちまけても根性論にしか聞こえないわ。儲け出せと念仏を唱えるだけだったら誰でもできるわ。ただ残念ながら、うちには本来研究所にあるべき技術の蓄積はない。粉飾データばかりでまるで役に立たない。即刻解散するべきだと思う。解散してもほとんど影響ないだろう。開発は各工場でやって、結果は安全活動みたいに水平展開すればいい。
 うちの偉い奴は他人を酷使してのし上がってきただけで、ご機嫌を取るのはうまいが中身はスカスカだ。コア事業の儲けに群がってる構図は誰しもが同じだと思う。皆が過去の財産を食い潰しているだけ。上層部が自分たちが甘い汁をすするための組織を作っているのだから、上層部を変えなきゃ企業体質がよくなるわけがない。それから成果を測るものさしがめちゃくちゃで、それが給料に連動してないのだから、成果を上げようというモチベーションもわいてこない。文系社長ならちゃんと査定の基準を作れよ。裁量労働制を入れたいんだろ?
 私からできる提案は、普段の仕事の一つ一つを誠実に丁寧にやるということ。数字をごまかしたり、ウソをついたり、小手先のテクニックでごまかそうとしたら、そういうのは自分に返ってきて余計に労力が割かれる。地に足のついた行動をしていれば、やがて実力がついてどこででもやっていく自信がつく。いろんな経験や知識が有機的につながってどんどん世界が広がっていくから。