びーの独り言

どこいくの?どっか。

2015/12/18(金)「通達」

 アホ本部長から全員にメールで通達が届いた。「パワハラサービス残業するな」というものだった。お前がパワハラを推進して、サービス残業を黙認しているのに、一体何を言ってるのか?シュールすぎるわ。
 ここまでの流れを時系列で整理してみる。今年から総労働時間のキャップが決められた。それによれば、きちんと年休を取った上でほぼ定時に帰らなければいけない内容だった。今までこういうのは守られずに消えていったので、またか、という感じだった。しかし、今回は本気だったのか本社は厳しく守っているとの噂が流れてきた。研究所は一瞬守ろうとしたがすぐに今までとあまり変わらなくなった。次にこの流れと関係あるかどうかわからないが、労基が踏み込んできた。すぐにサビ残の認定とはいかなかったが、このあたりからサビ残長時間労働が総務室および組合で問題視され始めた。それにもかかわらず隣の部署にはどう考えても総労働時間を守れないような人たちがたくさんいた。噂でアホ本部長とGさんが主導していると聞こえてきた。すると本社から安全に関する緊急アンケートと称するものが回ってきた。このアンケートは今までの形だけのアンケートと違い、企業風土や個人の責任まで踏み込んだ内容となっており、しかも無記名および手書きで回答するものだった。うちの部署と昔の部署のまとめを見たが、思った以上に組織批判が酷く、私よりも毒舌の人はたくさんいるんだと知った。安全のアンケートだったにもかかわらず、業務を押し付けられて余裕がない、という理由が多かった。その中には「サビ残を隠すためにLANケーブルを抜いてる」というのもあった。なるほどそうやってサビ残してたのか!そして組合から人事部に労働時間削減の申し入れをすることになったと聞いた。御用組合が動くとはよほどのことである。今日聞いた話では役員会でアホ本部長がこっぴどく怒られたそうである。
 私が思うポイントを挙げておく。サビ残の原因となっているのは、ボードメンバーに気に入られる結果を報告したいがために、ウソにウソで塗り固めている無能な本部長以下の上層部である。捏造するのなら実験なんぞ最初からやらなければいいのに。元々がウソなのだから思うような結果が出るわけがない。そして思うような結果が出るまで実験のやり直しを命じられる。技術ベースに立脚しないからこういう無駄ばかり生み出すはめになる。もっと言えば、全社的に見て研究所はまったくお金を儲ける仕組みに入っていない。明日すぐになくなっちゃっても誰も困らない。そんなところで上層部がほとんどない成果を私が必死でやりましたアピールをしてるだけ。誰も成果挙げてないんだから、上も下もあるもんか。どうして部下を奴隷のようにこき使っているのか?成果の前に労務管理くらいしっかりしろよと言いたい。ごますった人しか上がらないから、技術的な実力を評価できる人間がいない。上から見ると技術に明るい人は邪魔である。自分と違う意見の人間はことごとく排除する。そして誰も意見しなくなる。これが現実。ここでは労働の喜びを感じることはなく、誰かのために役に立ってるという感覚はない。時間を金に変換してるだけ。キャリアが形成されるわけでなくただただ時間の無駄。終身雇用だから我慢しようと思ってたらリストラも始まった。今回のことで少しでもまっとうな方向に進んで欲しいものだ(まったく期待してないが)。