びーの独り言

どこいくの?どっか。

2014/10/01(水)休「沖縄3」

 8時にレンタカー屋に行った。北部をぐるっと一周したかった。車はアクシオハイブリッドだった。「ハイブリッドとかこんな大きいの初めてなんですよ。カローラだったら乗ってたんですが」と言うと、「カローラアクシオですよ」と言われた。
 久しぶりの運転でなかなか国道に出れなかったり。たまには乗るようにしないとなあ。コンパネの右下には燃費が表示された。燃費23km以上だったら1000円返ってくると言われたので、道中ずっと燃費を見ながら運転していた。まるでゲームみたいだった。
 まずは古宇利島に行った。古宇利島はとても小さな島でCMで使われたというビーチがあった。古宇利大橋を渡るとエメラルドグリーンの海がきれいだった。古宇利島を一周する狭い道を走りながら、目的地のビーチを探した。なかなか見当たらなかったので、ネットで場所を確認。逆回りすると看板を見つけることができた。狭い小道に入ると、舗装されてない駐車場があった。ちらほら車が停まっていた。海の家で300円を払い、少し歩いて浜に出た。小さな入江には白い砂浜とエメラルドグリーンの海。そして海の中からはハート形をした奇岩が2つ突き出ていた。これはハートロックと呼ばれてるらしい。なんだか妙に感動した。なんでこんなに感動したのだろう?こんなとこまで来てしまったからだろうか?増毛の入江みたいだと思ったが、違うのは日差しと海の色だった。とにかく沖縄の色は明るい。なぜだかワクワクする。本能がここはいいところだと言ってるみたい。本能だから仕方がない。
 次は比地大滝に向かった。ネット調べでは穴場ナンバーワンと書かれていた。キャンプ場の駐車場にはちらほら車が停まっていた。500円払った。なんかやたらと金を取られるのは気のせいか?滝までは40分くらいかかるらしい。川沿いに整備された木道を歩いた。とにかくアップダウンが多くて、汗だくになってしまった。ネットでは沖縄の植生が見られるとなっていたが、私にはそれがほとんど感じられなかった。大滝に到着。うん滝だね、みたいな。さほど高いとも思えず、あまり特徴がないような。ちょっと割りに合わないスポットだった。
 ネットでソーキそばの店を調べると近くに2軒あった。そのうちの1軒「やまびこ」に行った。焼き肉定食にソーキそばがついていた。うまかった。普通の食堂に入る方がいいかもしれない。
 近くの郵便局でお金を下ろした。ちゃんとATMがあった。
 国道58号沿いに北上した。目指すは最北端辺戸岬。海沿いの道で、どこまで行っても海がきれいだった。
 茅打バンタという断崖絶壁の上に行った。駐車場には他の車は停まってなかった。閑散としていてまるで北海道みたいだった。自分が断崖絶壁の上にいることはわからなかったが、入江がきれいに見渡せた。
 大石林山というところに行った。奇岩や展望台があるらしかったが、パワースポットをうたっていてびしびしと怪しい感じがした。820円取られるのも気に入らなかったので、後悔しないことを確認してからスルーした。
 辺戸岬への道中は尻屋崎と似ていると思った。辺戸岬はよくある岬の光景だった。よく見ると岩場は穴ぼこだらけで珊瑚礁の固まったみたいな感じで、生えてる植物は丸い葉っぱの南国ぽいものだった。
 ヤンバルクイナ展望台に行った。極狭でしかも急な坂道を上がると、高さ10mはあるような巨大なヤンバルクイナの建物が出てきた。とても悪趣味だった。展望は辺戸岬と入江が見渡せてきれいだった。
 帰りは県道70号を通った。地図からも予想がついていたが、ほとんど山道でまったく面白くなかった。途中山奥で座り込みをしている人たちがいた。オスプレイ反対らしい。場所が悪すぎないか?ラジオをつけると琉球放送の番組をやっていた。開局60周年らしかった。バリバリ沖縄弁で何言ってるかわからなかった。
 17時前にレンタカーを返却した。まだ3時間余していた。燃費は自信があったのだが、21kmだった。ほとんど達成する人はいないらしく。
 ホテルからすぐ近くの「新山そば」に行った。ネットではおいしいとのこと。表通りの裏のわかりにくいところにあった。完全に地元の食堂だった。引き戸を開けると、客は誰もいなかった。奥の小窓におばさんの顔が見えた。食券の機械でオリオンビールとソーキそばを買った。ソーキそばには骨付きの豚肉が入っていた。一瞬尖閣を思い出した。気を取り直して食べてみるとスゲーうまくて驚いた。これこそ旅だな。
 ホテルは結局昨日と同じところにした。他のところを探すのがめんどくさくなったから。部屋まで同じにされてしまい、浴槽がないことが決定。昨日は部屋でテレビを見てしまったが、今日はひたすらブログを打っていた。書くことが多すぎて。