びーの独り言

どこいくの?どっか。

2014/08/28(木)休「旅行6」

 起床は6時だった。よほど長崎から脱出したいと感じつつも、それでも近隣に行きたいところもなく。「東横イン」にもう一泊することにした。
 8時前、朝食を駅弁にしようと駅に行ったが、目当ての駅弁は9時からだった。待合室のコーヒー屋でサンドイッチを食べ、観光案内所で1日乗車券を買った。
 長崎駅前―正覚寺下長崎駅前―築町―石橋・・・大浦海岸通―築町―思案橋―五島町―長崎駅前―五島町。
 崇福寺に行った。第一峰門と大雄宝殿が国宝に指定されている。私は寺社仏閣には興味はないが、最近国宝が気になるようになっている。朱色に塗られた建物は明らかに日本寺院とは異なっていた。ここは唐寺であり、中国の影響を濃く受けている。境内には誰もいなく、静寂に包まれていた。文化と歴史を感じさせる場所だった。
 孔子廟孔子を祀っており世界中に分布している。長崎の孔子廟は長崎に移り住んだ華僑が建てた。巨大な中国寺院だが、私は最近よく見ているし(ry。ここには博物館が併設されていた。「論語」の解説や長崎と中国の関係が説明されていた。期待してなかったが面白かった。
 旧香港上海銀行記念館は明治時代に建てられた重厚感溢れる西洋風な建物である。期待してなかったけど、解説がとても充実していた。長崎のイメージは出島とオランダだったが、上海とも貿易していて、そちらの繋がりの方が強そうだということに気づいた。ちゃんぽんもおくんちも中国が入り込んでいるもんなあ。ここでは孫文と長崎の関係についての企画展示も行われていた。孫文ってしょっちゅう日本に来てたんだな。辛亥革命のことなんて考えたことなかったが、興味が湧いてきた。なんだかんだ私はあの国のことが気になっている。ボランティアのおじいさんとずっと話し込んだ。こういうのって楽しいよなあ。
 トルコライスを食べに「ヴィンランド」に行った。ここは一昨日に行った「ツル茶ン」の地下にあった。「進撃のトルコ」といういかにもというメニューを注文した。相変わらずコンビネーションさせなきゃならない理由は見当たらなかったが、一品一品がとてもうまくて驚いた。マスターはアニメ好きでオタクだと言ってた。「流れてる曲が渋いですね」と切り返すと「80年代洋楽の有線だから」と言って、DVDを流し始めた。「glee」、アメリカの大ヒットドラマで、さまざまな曲がカバーされてるとのこと。行くとこもなかったし、こういう脱線は歓迎。なんと3時間も見ていた。
 17時ホテルに戻ってきた。しばらくテレビを見ながらうだうだしていた。20時前に夜景を見ようと駅まで出かけた。長崎では新世界三大夜景と銘打って夜景を宣伝していた。あまり乗り気ではなかったが、一応押さえておこうかと。ちょうどバスが来そうな時間だったが、整理券が必要みたいだった。夜景を見るのに整理券が必要?そんなんまでして見たくないわ。めんどくさくなって行くのを止めた。飲みに行くのもダルかったので、朝に買いそびれた駅弁「角煮めし」を買ってホテルに戻った。九州5位の駅弁だが、角煮だということを強く意識していなかった。一口食べれば十分だった。今日も缶ビールとあたりめ。