起床は0510。外はさすがに寒かった。歩道の上の雪は凍りついてアイスバーンになっていた。今日のスケジュールはおそらく初めて北海道に来たときと同じだ。
苫小牧―追分―新夕張―新得―帯広―釧路―根室。 苫小牧発0610で出発。結構同業者がいた。道東に抜ける効率のよいルートだもんな。外は暗くて何も見えなかった。自然と寝ていた。
追分から新夕張。何度も来ており何もないことは知っていた。ただ雪が積もっている新夕張は初めてだった。新夕張新得間は特急自由席に乗ることができる。この区間は人跡未踏の山の中で夏場なら緑が濃いのだが、すっかり木は葉を落とし、その間を雪が埋めていた。
新得では久しぶりに新得そばを食べた。相変わらずうまい。それにしても今回の旅は食欲を完全に開放している。
新得からは平地はふわふわの雪原。一面真っ白。光の反射が眩しかった。
帯広にはたくさんの名物がある。てっとり早く食べるなら駅にある豚丼だが、私はあまりおいしいと思わない。今回はインデアンカレーに挑戦した。なにしろ帯広では｢CoCo壱番屋｣が潰れたらしい(驚)。駅前の中央通りに｢ふじもり｣という店があり、どうやら発祥の地らしかった。でも、年末なので休みorz。しばらく先にある｢インデアンカレー｣というそのまんまの店に入った。普通のカレーより粘性の高いルーで、味はマイルドだった。どこかで食べたことあるような？おいしいけど、無難な感じかな。次回は中華ちらしに挑戦したい。
帯広1244発釧路行きは旅情をかきたてる。何もないけど、北海道らしい風景。そして、これからの期待感。景色を見たり、自然に眠ったり。3時間の乗車。
釧路ではすぐに乗り換え。ベテランの技で席をゲット。1628発根室行き。もう辺りは暗くて景色は見えなかった。根室到着は1859。
根室では｢ホテル三洋館｣に泊まった。根室は一番最初に宿探しに苦労したので取れただけでOK。飲み屋を探したが、まったく開いてなかった。道には誰も歩いてないし、肌が痛いくらい寒かった。唯一開いてたのはセイコーマート。最初に来たときもセイコーマートだったなあ。ワカメサラダ、味玉子、焼き鳥、グラタン、あたりめ、缶ビール500mL×2。独り宴会。年越しそばはお腹いっぱいで入らず。
