びーの独り言

どこいくの?どっか。

2012/08/17(金)年休「旅行9」

 0455郡上八幡発の臨時列車に乗った。そんなに混んでなくて座れた。電車で行く人はあまりいないんだなあ。すぐに眠りに落ちて気がつけば終点美濃太田だった。
 郡上八幡美濃太田―岐阜―美濃太田下呂―高山―猪谷―富山。
 コインロッカーの荷物を回収するために岐阜に戻った。電車では爆睡していた。スポーツバッグに下駄と甚平を詰め込むとパンパンになった。岐阜で今後の経路を精査したところ、接続がかなり悪く11時の電車に乗っても大丈夫だということがわかった。眠くて仕方なく、どこかで休みたかったが、ベンチで寝るのも憚られ、ネカフェを探すのも鞄が重くて面倒で。鞄を軽くするためにコンビニで箱をもらって宅急便で送ろうとしたら、高校生らしきバイト店員が機転がまったく利かなかった。結局、岐阜ではいいことがなさそうなので、何もないのを知りながら美濃太田に向かった。美濃太田にはコンビニすらなく、結局1時間待ちになった。やることもなく、寝ることもできず、ただ待つのは辛かった。
 高山本線美濃太田から猪谷は一度乗ったが、冬で雪が降っていたので、景色を楽しむことができなかった。ずっとリベンジしなければと思っていた。
 美濃太田から下呂までは美しい渓谷が連続していた。大きなエメラルドグリーンの水面、横たわる巨石たち。長良川と違うのは田んぼがないことであり、長良川沿線より辺鄙だった。
 下呂で2時間半の余裕があった。観光案内所でお勧めの店と外湯を教えてもらった。郷土料理「山びこ」には観光客が5組いた。観光案内所から送り込まれたのだろうか?店の感じがあまりよくなかった。飛騨牛を食べようとしたが、高くて止めた。鶏ちゃんも想像がつくので止めた。ほうば味噌定食にした。味噌を焼いたものをご飯と食べたが、塩辛くて食べられなかった。もしこれが飛騨を代表する料理なら、私は飛騨では何も食べたくない。郷土料理が壊滅している信州と同じ予感がした。
 コンビニで箱を分けてもらい要らない荷物を送った。少しすっきりしたので嬉しかった。
 外湯「幸の湯」に行った。別に温泉には興味はないのだが、ベトベトの身体をきれいにして、湯船で疲れを取りたかった。思惑通りの効果が得られた。たいへんありがたかった。
 下呂から高山まではうっかり寝てしまった。徹夜してたら仕方ないよなと思った。高山では待ち時間がほとんどなく、今回も観光はできなかった。いつかレンタカーを借りてしっかりと観光したいところである。
 高山から猪谷には一番険しい渓谷がある。以前ずっと不通になっていたくらいである。曲がりくねった川を鉄橋とトンネルで突破した。まるで予土線のようだった。
 猪谷から富山までは川に沿ってる箇所が徐々に減って、近郊区間になる。3回目なので、重要度は低かったが、なぜか起きていた。
 宿泊は富山の「東横イン」。なぜか飲みたくて前に行った「米精」へ行った。また大将と盛り上がってしまった。大将は横の席に座って飲みながら語りかけてきた。全国を飲み歩いている居酒屋ライターが書いた本を教えてもらった。大分の「こつこつ庵」が紹介されていたから、これはいいかも。ほんと旅は楽しい。これだから旅は止められない!