びーの独り言

どこいくの?どっか。

2012/03/20(火)祝「旅行4」

 乗り鉄の朝は早い。0500起床。結局三陸鉄道は諦めておとなしく千葉方面に向かうことにした。
 青森―弘前―大館―秋田―横手―湯沢―新庄―天童―山形。
 大館で「とりめし」を食べた。よせばいいのに。これが運命なのか。いつもよりおいしく感じたり。
 B級グルメの横手焼きそばを食べるため横手で降りた。駅前にあった「食い道楽」に入った。この店は四天王に入る店らしかった。横手焼きそばとは焼きそばの上に片面目玉焼きと福神漬けが乗っている。B1グランプリでは有名だが、ネットの評判はよくなさそうだった。実際目玉焼きと福神漬けだけでインパクトがなかった。四天王でこれだと(ry。
 湯沢で温泉に行こうとしたら駅の近くにはなかった。名前が名前だし近くにもたくさん温泉があるからなんかあると思ったのが大間違いだった。仕方なく商店街を散歩すると完全に昭和の雰囲気だった。
 天童は将棋の町で有名だが、温泉があるので降りてみた。やはり将棋の駒があちこちにフューチャーされていた。10分ばかり歩くと温泉があったが、敷居の高そうなホテルばかりなので止めておいた。
 山形でも「東横イン」。ここも鬼門の一つだったが、盛岡や青森とは違いご飯がおいしいと思っていた。山形牛が食べたかったが、2回連続行っていた「くろべ」ではなく別のとこにしたかった。ネットで調べたところぐるなびが出てきて、駅隣のビルにある「かかし」の評価が高いことを知った。ここって一番最初に山形に来たときに適当に入って昼飯を食べたとこだった。あまり居心地がよくなかったが、めっちゃうまくて驚いたのを覚えている。適当な店でもうまいんだなと思ったが、まさかその店が一番おいしい店だったとは。行ってみるとおいしいはずなのに空いていた。もしかしてステマ?けれど、カルビと牛タンの定食はハンパなくうまかった。特に牛タンは適度な弾力と柔らかさを兼ね備えさっぱりとしていた。仙台の牛タンなんかはカスとしか思えなかった。ご飯もめちゃくちゃうまかった。ビールが邪魔だと思ったのは初めてだ。追加で上カルビを頼んだ。一口食べた瞬間、思わず目を細めて軽く首が上向きになった。ほっぺが落ちるという表現がぴったりだった。「ミスター味っ子」の空を宇宙を漂う感じが誇張じゃないと思った。脳内でケンコバが「ゼウス!」と叫んでいた。どうしてこんなにおいしいのだろう?どうして今までの焼肉屋ではこのクオリティを体感できなかったのだろう?これを食べたらもう他の焼肉屋に行けなくなる。今回の旅行はいいことなくて鬱々していたけど、最後に幸せな気分に包まれた。