びーの独り言

どこいくの?どっか。

2009/12/28(月)年休「旅行3」

大学友人Sとの旅。中村―宿毛窪川宇和島八幡浜―(伊予長浜)―伊予市―(内子)―伊予大洲―(内子)―松山―道後温泉―松山。
中村から宿毛土佐くろしお鉄道。険しい山を高規格でぶち抜くことを期待したが、地形はさほど厳しくなかった。宿毛はある意味最果ての終着駅。地図を見ればわかるが、相当に行きにくい場所だ。駅は高架で立派だったが、駅前には何もなくて寂しかった。第三セクターはどこを見てもこんなもんだ。売店で朝食がわりに芋けんぴを買った。
宿毛から特急で窪川窪川からは予土線。乗り換え時間が2分。しかも、跨線橋を渡らねばならなかった。こんな田舎でこんなダイヤ組むなんてどうかしてる。お年寄りは間に合わないだろう。そして、次の電車は3時間待ち。さらに電車にはトイレがない。JR四国JR西日本よりも残念だ。話を戻して、窪川からは蛇行する四万十川を串刺しにするように高規格のトンネルで抜けていた。これは江川崎までの区間が比較的新しいからである。江川崎から宇和島まではぐねぐねしていた。客はぐねぐねしてる方が多かった。
宇和島で駅弁を探したが、かまぼこばかりだった。駅の周りを散策すると食堂があって、「ワッキーおすすめの鯛めし」と貼ってあった。鯛の身を炊き込んだご飯かと思ったら、刺身をご飯の上に乗せ、醤油ベースのだし汁と卵をかけるものだった。これがめちゃめちゃおいしかった。名物に旨いものなし、というが、こんなものがあったとは。これは東京に店を出したら繁盛するに違いない。
伊予大洲伊予市の間からは予讃線内子線でループになっている。子供の頃、内子線盲腸線だったが、延長して予讃線と繋がった。そして、全ての特急は内子線経由になった。まず、予讃線の方から行った。伊予長浜から海岸沿いになった。崖を削ったような狭いスペース。これでは特急も時間がかかっただろう。そのかわり景色は抜群にきれいだった。一方、内陸を走っている内子線の方は特急で全速力で駆け抜けた。高規格で線形も直線。ズドンと長大トンネルで山を穿ち、松山と宇和島のバイパスとして機能してた。
松山では「ターミナルホテル」に泊まった。市電に乗って道後温泉の本館へ。97年以来2度目。霊の湯に浸かって、2階でお茶をいただいた。皇室専用だった部屋も見学。夜の飲みは隣接してる地ビールのお店。