びーの独り言

どこいくの?どっか。

2009/01/11(日)「旅行②」

 八戸−久慈−盛−気仙沼−小牛田−一ノ関−北上。遂に三陸海岸を南下した。
 大湊線津軽線を制覇した後に残った東北最大のネックは八戸線だった。今回の旅の目的でもあった。なんせ3連休にしないと制覇できない。けれど、話題はほとんどなく。乗り気があまりしない路線だった。車両は3両もあったが、あんまり乗ってなかった。八戸の中心は八戸駅ではなく本八戸駅だった。本八戸駅に近づくと明らかに家が増えた。海沿いには工場が並んでいた。青森の町では一番大きいかもしれない。途中から意識が飛んだ。気がついたら、完全な山の中。鮫駅以南は田舎だと聞いてたとおり。
 久慈駅からは三陸鉄道北リアス線南リアス線に分かれる。北リアス線は、久慈から宮古まで。かつて、久慈から普代までが国鉄久慈線で、宮古から田老までが国鉄宮古線だった。普代から田老までの未成線岩手県が引き継いで開業させた。南リアス線は釜石から盛まで。かつて、盛から吉浜までは国鉄盛線だった。盛から釜石を同様に岩手県が開業させた。三陸鉄道第三セクターの第一号じゃなかったっけ。車両に自動販売機があるくらいしか話題がなかった。最近はとても経営が厳しいらしい。過疎地域だし観光資源に乏しいもんな。ホームに立ってたらとても寒かった。そこへ2両編成が到着、客は10人くらい。観光客ぽかった。三陸海岸沿いを進むようなイメージがあるが、実際はトンネルだらけ。トンネルとトンネルの間に駅がある感じ。海もほとんど見えず。最近の路線は工事の技術が発達したためか下品にトンネルでぶち抜く。その分スピードが出るのだが、ここはなぜか遅かったり。宮古から釜石はJR山田線、釜石からは三陸鉄道南リアス線。13時頃、終点盛駅に到着。接続の大船渡線は強風のためストップ。2時間弱の足止めを食らうはめに。ところで盛駅は前に訪れたことがあった。あのときもえらい時間が余ったっけ。三鉄赤字せんべいを買ってカップヌードルを食べたのを覚えている。今回は「坂本食堂」でカツカレーを食べた。量がすごい多かった。
 盛からは気仙沼までは大船渡線。ここも前に乗ったことがあった。実はここからの海岸の景色が一番よかったり。山に囲まれた入り江があり、湾には筏が浮いていた。あのときは気仙沼を寝過ごして、気仙沼線に行けなかった。今日はきちんと乗ることができた。気仙沼線は本吉から柳津間が新しい路線である、と宮脇氏の著作にあるくらいで。せっかく乗ったのに本吉を過ぎてからあんまり覚えていない。本吉を過ぎても変化がなくて、うっかり寝てしまったのだ。気がついたら終点小牛田だった。
 泊りは北上の「東横イン」。東北の「東横イン」はほとんど制覇したんじゃないだろうかw。今日は旅ランに行った。期待してなかったとおり、なんもない町だった。飲みに出ようとしたが、入りづらそうな店ばかり。今日は休肝日にした。